ライディングジャケット(ライディングギア)を選ぶ基準
昨年HondaGORIDEアプリ会員様向けにライディングギアに関するアンケートを行いました。ユーザーが本当に「欲しい」ものは何なのか?を知るために実施させて頂きましたが、ここではその結果とウエア作りの取り組みについて少しお話ししましょう。
安全性
ジャケットを購入する際にライダーが重要視していることは?という問いに対し、「防寒・防暑」と「デザイン」がほぼ同率の2位と3位。そして第1位はやっぱり「安全性」でした。
ジャケット選びでは、まず「見た目」からスタートすると思いますが、最終的には「安全性が高いか低いか」で購入を決定しているユーザーが多いことがわかります。
ホンダが今回リリースするライディングウエアは、肩・肘・背中のプロテクターが全て標準装備(胸部はオプション)となっており、主要モデルに至ってはCE規格プロテクターを採用。ライダーが求める「安全性」を重視した作りを進めています。
デザインについて
続いてジャケットデザインに関する質問では、ワンポイントロゴ程度のシンプルなものを望む声が多数派。最近のライディングウエアはタウンユースで人気の「アウトドア系ファッション」風のものや、いわゆる「きれいめカジュアル」っぽいものが増えてきました。
そこで今期は「もっとシンプルに使いやすく」をテーマに、バイクを降りた後もそのまま着こなせるようなカジュアルさを考慮したアイテムを多数ラインナップ。カラーは落ち着いたトーンで着回ししやすいものが選択されています。
レディースアイテム
女性ライダー人口増加に伴い、レディースアイテムを増加。
「メンズデザインそのままに、ユニセックスで着られるウエアが欲しい」というリクエストにも応え、昨年の2アイテムから今期は7アイテムへとラインナップを増やしました。
ちなみにこの後紹介するピックアップアイテムは全てレディースサイズ設定があります!
ということで、今までのホンダとはちょっと違うぞ、と気合の入った2022秋冬コレクション。今回はその中からおすすめアイテム4点を厳選してお届けします。お気に入りの一着は見つかるでしょうか?
Honda×KUSHITANI ウインターウイルジャケット
初期耐水圧10,000mm 透湿度3,000g/㎡・24hの防水透湿素材を使ったウインタージャケット。数々のレースシーンを知り尽くしたクシタニ独自のノウハウが注ぎ込まれた2022秋冬トップレンジモデルです。
ライディング時の着用感を高める立体裁断、腕周りやウエスト部のバタつき防止やサイズ調整ができるアジャスト機構、CE規格プロテクターなど、ほぼフルスペックとも言える充実ぶりで全てのライダーにおすすめしたい一着です。
インナージャケット
高機能中わた素材3M™ シンサレート™を使った着脱式のインナージャケットは、単体使用もできるデザイン性でツーリング先で活躍します。
フード付き
カジュアル感を高めるフード部にはウイングマークとクシタニの富士山ロゴをプリント
換気システム
背部にはエアダクトを装備し、ジャケット内部の蒸れ軽減。
こんな人におすすめ!
・春・秋・冬を1着で過ごしたい
・寒さが苦手で暖かいジャケットが欲しい
・クシタニが好き
標準装備:CE規格ソフトプロテクター(肩・肘)ソフトプロテクター(背)※オプションでテクセルチェストプロテクター装着可能
カラー2色:ホワイト・ブラック
価格:WM・M・L・LL ¥36,850 (3L ¥37,950)※価格は税込
Honda ベクターA/Wパーカ
昨年ベスト3に入る人気モデルだったパーカタイプのジャケット。動きを妨げにくいストレッチ素材を全面に採用しただけでなく、軽量素材を要所に使うことによって、ウインターモデルにありがちな「重い」「動きにくい」というネガティブなイメージを軽減しています。また、表生地には防水透湿素材を採用しているだけでなく、縫い目にはシーム加工を施すことで防水性を高めたマルチに使えるアイテムです。
首周り
フードは脱着可能。高速走行などバタつきが気になる時でも快適走行。
ロゴマーク
ウイングマークロゴは反射素材となっており、被視認性UP。
インナージャケット
単体使用が可能な着脱式の中わた入りインナージャケット標準装備。
こんな人におすすめ
・春・秋・冬を1着で過ごしたい
・ライディングジャケットは硬くて着心地が悪いと思っている
・突然の天候変化にも対応するアイテムを選びたい
標準装備:EVAソフトプロテクター(肩・肘・背)※オプションでテクセルチェストプロテクター装着可能
カラー2色:ネイビー・プラチナホワイト
価格:WM・M・L・LL ¥26,950 (3L・4Lサイズは¥28,050)※価格は税込
Honda プロテクトソフトシェルパーカ
アウトドア系ジャケットやマウンテンパーカーでも人気が高いバイカラー風のデザインが目を引くシンプルデザインのパーカタイプジャケット。アウトドアブランドで使われているジップインジップ式の着脱インナーを採用したことで、着心地の良さを感じられる一着です。メンズ用は肩肘部にハードプロテクターを、レディースサイズ(WM・WL)はソフトプロテクターを設定。防水機能はありませんが透湿防風素材で寒気をシャットアウトしつつ、蒸れにくさも併せ持っており、ファッション性だけでなく機能的にも充実したアイテムです。フード取り外し可能。
着脱式インナー
ファスナーでアウターとインナーをドッキングさせるシステム。
ロゴマーク
ウイングマークロゴは反射素材となっており、被視認性UP。
換気システム
ウインターモデルにもかかわらずベンチレーションを備えており、春秋など暖かい時期も快適に。
こんな人におすすめ
・ツーリング先でアクティブに活動したい
・ロゴマークが目立たないシンプルなデザインが好き
・いろいろなカラーバリエーションの中から選びたい
標準装備:メンズ CE規格ハードプロテクター(肩・肘)レディース CE規格ソフトプロテクター(肩・肘) 共通 ウレタンソフトプロテクター(背)※オプションでテクセルチェストプロテクター装着可能
カラー4色:ベージュ・オリーブ・ブラック・レッド
価格:WM・WL・S・M・L・LL ¥25,850(3Lサイズは¥26,950)※価格は税込
Honda ザイオンライダースブルゾン
シングルライダースジャケット定番のスタンドカラー(立衿:たちえり)を採用した、ヘリテイジデザインが目を引くシャープなデザインのアイテム。防水機能はありませんが、表生地には超撥水加工を施したストレッチ素材を採用しているため、突然の降雨時でも慌てることは少ないでしょう。ちなみに超撥水効果とは、水を綺麗に弾くハスの葉が持つ撥水能力(ロータス効果)を活用したテクノロジーで、まん丸に近い水滴となって水を弾くことが可能です。
ロゴマーク
肩部のホンダウイングマークは3D成形素材を採用し高級感アップ。
換気システム
上腕部と背面にベンチレーションを備え、寒暖差があるツーリングでも柔軟に対応。
インナージャケット
単体使用が可能な着脱式の中わた入りインナージャケット標準装備。
こんな人におすすめ
・春・秋・冬を1着で過ごしたい
・スピード感のあるショート丈モデルに憧れる
・フードが付いて無いモデルが好き
標準装備:EVAソフトプロテクター(肩・肘・背)※オプションでテクセルチェストプロテクター装着可能
カラー2色:サンドベージュ・ネイビー・ブラック/ホワイト
価格:WM・M・L・LL ¥24,750(3Lサイズは¥25,850)※価格は税込
その他の2022 autumn&winterアイテム
今回ご紹介したアイテム以外にもたくさんのモーターサイクルギアが発表されています。
2022秋冬モデルラインナップは、全部でジャケット9アイテムとグローブ6双。
防寒タイプのジャケットは高額になりがちですが、Hondaのジャケットは24,750円〜36,850円(税込)とお求めやすい価格設定となっており、3万円でお釣りが来るものだけで7アイテムもあります。
昨年以上に魅力的になった今年のウインターモデル、ぜひお近くの販売店でご試着・ご購入をお願いいたします。
販売店が近くにない、売り切れだったとお嘆きのライダーさんはオンラインショップもご利用ください!