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Gold Wing Tour のトランクスペース大検証

ゴールドウイングツアー

22年モデルでフレームや足回り、マフラー、エンジンのヘッドカバーなど、細部までブラックで統一した新色の「ガンメタルブラックメタリック」が発表された Gold Wing Tour(ゴールドウイングツアー)。
Gold Wing Tourは 継続色の「パールグレアホワイト」と「キャンデイーアーダントレッド」を合わせた3色の展開で、新色のマッドジーンズブルーメタリック1色展開のGold Wing(ゴールドウイング)とともに、2022年4月21日の発売されます。※受注生産


ですが、
実は2021モデルから、Gold Wing Tourのリアトランクが大型化して容量61Lになっていたって知ってました?

もともと 大きなトランクで、ジェットヘルメットが2個入りましたが、さらに容量を増したことで、なんとフルフェイスヘルメットが2個入るようになったのです!
※ヘルメットの形状・大きさによっては入らない場合があります。ご購入の際には、必ずご確認ください。

今回はそんな Gold Wing Tourの61L リアトランクにフィーチャー!
本当にフルフェイスヘルメットが2個入るのか、実際に検証してみたいと思います。

Gold Wing Tour:ガンメタルブラックメタリック

Gold Wing Tour メーカー希望小売価格:3,465,000円(消費税10%込み)

Gold Wing:マットジーンズブルーメタリック

Gold Wing メーカー希望小売価格:2,948,000円(消費税10%込み)

ヘルメットをいろいろ入れてみる

まずはフルフェイスヘルメットを2個入れてみると、余裕の収納力で、さらに中央部にはレインウエアが2つくらい入りそうなスペースが余りました!
製品カタログには、“ヘルメットの形状・大きさによっては入らない場合があります。ご購入の際は、必ずお確かめください。”なんていう但し書きがあったけど、筆者の経験から言わせてもらえば、この余裕があれば少々形が変わったところで難なく収まりそう。

フルフェイスヘルメット2個収納

Arai の フルフェイスヘルメット「アストロGX」と「RX-7X」。(サイズ:両方とも 57-58)

 

次にジェットヘルメット2個を入れてみます。するとさらに内部スペースに余裕ができました! レインウエアが2つに加え、もう少し荷物が入りそうなスペースが余ってます。

ジェットタイプヘルメット2個収納

Arai のジェットタイプヘルメット「CT-Z(サイズ:57-58)」と「クラシックエアー(サイズ:59-60)」。+シールド装着。

 

さらに今度は、バイザー付きでもっと大きなオフロード系フルフェイスヘルメットも入れてみると…?
バイザー部分がちょっと干渉するため、若干内側に向ける必要がありますがそれでもしっかり収まります!

これだけの収納力があれば、出先でさっとヘルメットをトランクに入れてバイクから離れられて便利ですね。

バイザー付きヘルメット2個収納

Arai のヘルメット「ツアークロス3」。(サイズ:両方とも57-58)

 

ゴールドウイングツアーとなら1泊旅行も楽々

これだけの大きなリアトランクがあれば、多くのバイクで悩むことになる荷物の積載もまったく問題ありません。
一般的なバイクに1泊分の荷物を積んで走ろうと思ったら、キャリアの増設を考えたり、シートバッグを載せてみたりの工夫が必要ですが、Gold Wing Tourなら、リア
トランクに旅行カバンをポンッと放り込んだらそれで終わり。

車で出かけるのと同じように、“荷物をどうやって持っていこう?”なんて面倒なことに頭を悩ます必要はいっさいありません。

ゴールドウイングツアーのリヤトランク

Gold Wing Tourなら、いつもの旅行カバンでそのままバイク旅に出られる…

しかも、宿泊先に着いたら旅行カバンの代わりにヘルメットやグローブなどの装具をリアトランクに収めてしまえば、スマートなチェックインが可能です。
しかもそれがソロツーリングではなく、2人乗りで出来てしまうのだから、パートナーとラグジュアリーな旅が楽しめる。Gold Wing Tour ならちょっと高級なホテルのエントランスに乗り付けても、気後れせずに済むんです。

アウトドア遊びも、お手のもの?!

ゴールドウイングでチェアリング

Gold Wingでチェアリングに行ってきました!

最近はやりのキャンプなどのアウトドア遊びには、チェアにテーブル、炊事用品と少なからずアイテムが必要になります。
Gold Wing Tourのリアトランクは容量 61L
。容量だけで考えれば、十分1泊分のキャンプ用品が収まるサイズ。しかも両サイドにもラゲッジスペースを確保。アウトドア遊びも楽々なのです。

ゴールドウイングでチェアリング

ハイバックタイプのチェア2脚、サーモボトル、コップなどを入れてもまだまだ余裕がある。

 

大きなトランクは荷物が潰れない

我が家の奥様に好評だったのは、トランクスペースに余裕があるおかげで荷物が潰れないことでした。お気に入りのハンドバックだって型崩れすることなく運べて、帰りにはお土産だってスマートに入れられる。

この収納力はGold Wing Tourならではの特徴と言えるでしょう!

ゴールドウイングツアー

型崩れさせたくないお気に入りのカバンもすっぽり収納。

ゴールドウイングツアー

潰れやすいお土産を買っても大丈夫。

 

Gold Wing Tour って、こんなバイク

“金の翼”というホンダのバイク最上位機種に相応しいネーミングが与えられたGold Wing。
2018年に大きなモデルチェンジを行い、現在は、61Lの大容量リアトランクを装備するGold Wing Tourと、リアトランクがなくスポーティなバガースタイルのGold Wingの2タイプでシリーズモデルを展開している。

両車ともホンダ二輪車としては最大排気量の1833cc水平対向6気筒エンジンを搭載。ギヤは7速 Dual Clutch Transmission(デュアル・クラッチ・トランスミッション)と呼ばれるオートマチック機構を搭載しており、大型二輪(AT限定)免許でも運転することができる。

しかも HondaGO BIKE RENTALでは、利用時間55時間でお得な「LONG GOGOプラン」も用意されている。
Gold Wingiシリーズで2泊3日のロングツーリングに出かけてみませんか?

ゴールドウイングツアー

大きく存在感のあるGold Wingシリーズだが、微速前後進機能を備えている。指先のボタン操作でバックも前進もできるので、取り回しも楽々。そんな実車の運転感覚を掴むためにもレンタルはとても便利です。

 

【文:谷田貝 洋暁(外部ライター)】

Gold Wingシリーズ、関連記事もご覧ください。

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