酷暑日が設定されるほど年々暑くなっていく昨今の日本。
そんな中、森林に囲まれながら澄んだ空気の中を駆け抜ける山道ツーリングは、
ライダーにとってなくてはならないツーリングです。
しかし、山道には街中にはない特有の罠が無数に潜んでいます。
今回は、楽しい山道ツーリングを悲しい事故にしないために、
山道で絶対にやってはいけない3つのNGライディングと対策について解説します。
【NG①】カーブの手前でブレーキが終わっていない/突っ込みすぎ
山道は先が見通せないブラインドコーナーが多く、さらにコーナーが連続しているところも多いです。
速度を落としきれずにカーブに進入すると、想定していたよりもカーブが深かった際にパニックとなり、
そのままガードレールに衝突するか、慌ててブレーキを握ったことにより転倒してしまう可能性があります。
対策としては、カーブの手前である直線部分で、「ちょっと遅すぎるかな」と思うくらいまで
しっかりと減速させることが重要です。
減速がきちんとできていれば、カーブの途中で対向車や障害物が現れても冷静に対処できます。
コーナーリングについては、別記事でもご紹介していますので、ぜひお読みください!
【NG②】対向車線にはみ出しかねないセンターライン寄りのコーナリング
右カーブのとき、バイクのタイヤがセンターラインの内側に収まっていても、
傾いた体や頭が対向車線にはみ出しているケースがあります。
そこに、センターラインをはみ出しぎみの対向車が来れば、正面衝突の恐れがあるため非常に危険です。
山道では、自分が走っている車線の中央から左側を常に意識して走行し、
常に視界を広く保ちながら、対向車がセンターラインをはみ出してきても対応できる余裕を確保した運転をしましょう。
【NG③】路面の変化を無視した無理な寝かせ込み

こういった寝かせ込みは整備が行き届いたサーキットだからこそできること。山道では事故の元になります
山の路面は、日陰に入ると前日の雨で濡れたままだったり、砂利が浮いていたり、季節によっては落ち葉や木の実が散乱しています。
平坦で綺麗なアスファルトと同じような感覚でバイクを深く傾けてしまうと、一瞬でタイヤのグリップを失います。
路面状況が怪しい場所ではバイクは極力傾けず、立たせたまま曲がるように運転します。
スリップを防ぐ最大の秘訣はタイヤの接地面積を広く保つこと。峠の路面は生き物です。
落ち葉や砂利、ウェットな道路を見つけたらバイクを立たせて走ることを意識しましょう。
【まとめ】山道ツーリングの基本は「カッコよさ」ではなく「余裕」
色々とお伝えしましたが、まとめると以下の通りです。
- カーブの手前でしっかりスピードを落とす
- 対向車線からは距離を取る
- 路面状況を意識し、必要以上にバイクを傾けすぎない
山道ツーリングでカッコいい走りを意識するあまりにヒヤリハットが起きたり、
最悪の場合、事故に遭遇してしまうというのは全くカッコよくありません。
むしろ3つのNGを回避し、余裕がある走りをする方が断然カッコいいのではないでしょうか。
是非、大人の走りで最高の絶景ツーリングをお楽しみください!


















