従来型よりも圧倒的に『ホンダのスポーツバイク』に生まれ変わった新型X-ADV。このバイクの万能さを、私(北岡)は逆に恐ろしいとすら感じています……
もしも新型『X-ADV』のオーナーになったら……
従来型の時点で既にパーフェクトなマルチタレントだったX-ADVですが、新型になって、さらに『ホンダらしさ』を手に入れちゃった訳です。
X-ADV信者の私(北岡)としては、もう手の付けようがありません。
圧倒的万能。
それが新型X-ADVです。
【中編】からの続きです
だってね、考えてみてください。
このバイク1台で、掛け値なしに『何でもできちゃう』んですよ……
街乗りはオートマチックDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)のおかげで快適。デザインもSUVっぽい感じで洒落てますし、新型になってデイタイムランニングライトを搭載したから高級感もアリアリです。
後席に素敵なパートナーを乗せて、夜の街でもクルージングしたら恋が芽生えること間違いありません。
しかも新設計されたフレームのおかげで、シート下のラゲッジスペースも1L拡大され、便利さまでアップしてますからね。
タンデムする際に、パートナーのバッグなどを収納するには十分なスペース。
ひょっとしたら新型X-ADVはホンダのバイクラインアップの中で最強のデートバイクなのでは? という気すらしています。
街乗り快適ってことは、通勤や通学にも使えますしね!
スポーティになったけど、のんびりツーリングも得意
そして、高回転まで回すのが楽しいスポーツバイクに変貌を遂げた新型X-ADVですが、相変わらずツーリングは得意分野です。
だってDCTですもの。
自動で最適なギアを選択してくれるんですから、高回転が得意になっても、のんびりクルージングの低速度域で頼りなさを感じることはありません。
DCTがあるからこそ、高回転域のスポーティさと低速域でのクルージングの快適性が両立させられているんです。
それに、さっきも言いましたけどシート下には22Lのラゲッジスペースがあります。
1泊2日程度のツーリングならバッグなんて必要なし!
思い立って1時間後には『泊まりのツーリング』に出かけられるほどのフットワークの軽さをオーナーに与えてくれます。
さらに、そこに付随して……
アドベンチャーバイクとのクロスオーバーであるX-ADVは、高速道路のロングクルージングも超快適。調整機構付きの大型ウインドスクリーンに加えて、下半身まで防風性能はパーフェクトです。
それでいて軽いオフロード走行まで想定された足まわりは、しなやかなので乗り心地も抜群にいい。
排気量745ccのパワーがあるから速いし、なんならタンデムの高速クルージングだって余裕なのは間違いありません。
もうひとつ付け加えておくと、実はX-ADVの純正オプションパーツには両サイドの『パニアケース』と容量50Lの『トップボックス』までラインアップされてるんですよ。
そこまでやったらもう、タンデムで北海道ツーリング or 余裕のソロキャンプツーリングくらいこなせるレベルに。要するに、ガチの旅バイクにも育てられるってことです。
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ワインディングでの走りについては【中編】できっちりお伝えした通りですしね。
峠のコーナリングは、いちばん新型X-ADVの『新型らしさ』を体感できるシチュエーションだと思います。
おまけに『冒険』までついてくる
そして、車名が『X-ADV』って名乗るくらいですからアドベンチャー性能まで装備している訳です。
普通のツーリングバイクには無い、冒険ツーリングにまで誘われてしまうってこと。
360度、隙が無さすぎる
ここまで駆け足でババッとお伝えしましたけど、どうでしょう……
これぞ『圧倒的万能』と言うに相応しいバイクだと思いません?
ある意味とても恐ろしい新型『X-ADV』の万能さ
ここまで万能だと、私は逆に心配になることがあります。
その心配っていうのは、もしX-ADVを愛車にしたら『今後、他のバイクに興味が無くなってしまうんじゃないか』という懸念。
これ1台で十分満足、他に何も要りません。
そんな風にバイク人生が仕上がってしまうかもしれない……
便利すぎて、快適すぎて、楽しすぎて、逆にそんな恐ろしさを感じるんです(笑)
ただまぁ、そのバイクライフは当人としては極めて幸せなものでしょう。
本当の意味で『1台ですべてをこなせるバイク』をホンダのバイクラインアップの中で1台挙げるとしたら、私(北岡)は迷わず新型X-ADVを選ぶと思う。
なんかもう、まるごとベタ褒めですみません。
でも、これに乗ったらみんな、絶対にそれくらい惚れこむはず。
だからもし『所有するバイクは1台だけ!』という条件下で、その1台ですべてをとことん楽しむならば……X-ADVは、100%の自信を持っておすすめできる。
他にはない、ホンダにしかない超個性派の超万能。唯一無二の存在感。
非の打ちどころがないバイク、っていうのはきっと……新型『X-ADV』のことを指す言葉なのではないか? とすら思っています!
【文/北岡博樹(外部ライター)】
よろしければ【前編】からお楽しみください!
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