ホンダのバイクライフアプリ「HondaGO RIDE」はご存知でしょうか? 今回はバイクで走ったツーリングルートをGPSで自動記録してくれる『MYツーリング』機能を使って実際にツーリングに行ってきました!
スマホのGPSをオンにして「REC」を押すだけ!
2021年4月19日からダウンロードがスタートしたホンダの新しいバイクライフアプリ「HondaGO RIDE」。
このアプリにはたくさんの機能があるのですが、今回はツーリングライダーにイチバンおすすめしたい「MYツーリング」の機能をご紹介します!
「MYツーリング」をひと言で説明すると、スマートフォンのGPSで「その日走った道などの軌跡が自動で残せる」便利な機能。
走ったルートや立ち寄ったスポットがGoogleMap上に記録できるので、実際にあなたが行ったツーリングが可視化できるGPSログ機能なんです。
例えば、立ち寄ったスポットや思い出として残しておきたい風景など、その場所で写真を撮って記録しておくことも可能。
アプリ内にある「カメラ」アイコンをタップすれば、地図上に記憶され、後からチェックすることができます。
初めて行った場所でもこうして写真やルートを残しておけば「今日はどこを走った?」とか「あの場所にもう一度行きたい!」など、頭の中だけでは記憶しておけないことも、アプリの中に記録しておくことができます。
それに「このルート最高だったよ!」とか「〇〇に行くならこんなルートがオススメ」など、ツーリング仲間やSNSで共有もできるんです。
やり方は超簡単!アプリを使って実際にツーリングに行ってみた
今回は事前に「HondaGO RIDE」のツーリングプラン機能を使って作った「富士山周遊ルート」を実際に走ってみたいと思います!
HondaGO RIDE『ツーリングプラン作成』機能の解説はコチラ!
夏なので、今回のツーリングのテーマは「富士山を眺めながら涼しい場所へ行く!」です。
それでは、朝8:00いよいよ出発!
GPSはかなり詳細に記録されますので、出発地は自宅からスタートするより、コンビニや集合場所などで設定するといいですよ。
スマートフォンのGPSをオンにして「REC」ボタンを押せば、現在地が表示されます。
後は「START」を押すだけ!
これだけで、スタートからの時間や走った距離などが自動で記録されていきます。
設定モードで「画面を常時オンに設定」にしておけば、走った軌跡を見ながら現在地を表示させることも可能です。
後はツーリングバッグやポケットなどにスマホを入れておけば自動でGPS記録してくれます。
まずは中央自動車道で富士吉田方面を目指します。
自分が実際に走ったルートがGPSで記録されているので、後から見るのが楽しみ!
休憩や立ち寄りスポットでは「一時停止」機能でストップできる
談合坂SAでちょっと休憩。中央自動車道はバイクがいっぱいでした。
HondaGO RIDEのアプリを使いながらのツーリングは不思議とワクワクします(笑)。
この時点で走った時間は、58分30秒、距離は71kmになっていますね。
MYツーリングの機能には「一時停止ボタン」もありますから、休憩などでは電池消耗のためにもアプリを停止させておくこともできます。
少しの休憩なら「一時停止」でもOKですが、目的地に着いたり、しばらく休むときは「一時保存」をして記録させておくこともできますよ。
スマートフォンは電話やメールなど、連絡手段としてもいろいろ使いますから、電池の消耗やスマホ本体の負担を減らすことも大事ですからね。
ちなみに、今回のツーリングには3年くらい使用している「iPhone 8」(バッテリー容量:1821mAh)を使用。
充電を100%でスタートしましたが、記録開始から3時間くらい経過した時点で電池残量はまだ80%くらい残っていました。
ナビアプリなどと比べると消費電力はかなり少なく感じましたが、スマホの電池容量や劣化具合、バックグラウンドで動いているアプリなどによっても電力消費はかなり異なりますので、ツーリングで丸一日「HondaGO RIDE」アプリを使用するなら、モバイルバッテリーを持って行った方がいいかもしれません。
この日は薄曇りの天気だったので、中央道を走っている最中は富士山が見られなかったのですが、富士吉田ICを降りると、富士山がちょっとだけ顔を出してくれました。
さて、今回のツーリングもまだまだ序盤。果たして綺麗な富士山を拝めるのでしょうか!?
→後編に続きます!
【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】
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