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バイクの種類『トラディショナル』とか『クラシック』系って言われるのはどんなバイクのこと? 人気の理由や特徴、おすすめのHondaラインアップを紹介します!【脱! バイク初心者 虎の巻 】

いろいろなカテゴリーがあるバイクですが、一般的に「クラシック系」とか「トラディショナルなバイク」と呼ばれるモデルは、どういうバイクのことでしょうか? トラディショナルバイクの特徴と、Hondaのラインアップするモデルをまとめて紹介します。

トラディショナルって言われるバイクはどんな特徴を持ってる?

スポーツ、ネイキッド、オフロード……バイクには色々なカテゴリーがあるので、バイク選びの際にはイロイロ迷ってしまいますよね。

見た目が気に入って「これだ!」と心に決めたバイクを選ぶことは何よりも正解ですが、自分の好きなバイクがどんな特徴を持っているかを買う前に知っておいても損はないはず。そこで今回は、多岐にわたるカテゴリーの中から「トラディショナル」と呼ばれるモデルの特徴について解説します。

オーソドックスでバイクの原点的なスタイルが魅力のトラディショナルモデル

トラディショナルモデルは名前の通り、昔ながらのスタイリングを尊重したクラシックテイストのバイクです。

現代では技術の進化によりバイク自体がコンパクトに設計され、素材の加工技術の向上により、独特な形状のヘッドライトやカウル(外装パーツ)を持つものが増えています。

ですがトラディショナルなモデルは丸目のヘッドライトにコンベンショナルな2本のリアサスペンション、単気筒もしくは2気筒エンジンなど、古くから親しまれるシンプルなパッケージで構成されています。

それ故に最新のスポーツモデルのような高度なスポーツ性能は持ち合わせていませんが、トラディショナルモデル最大の魅力はやっぱり味わい!

Hondaの『GB350』は伝統的なスタイルを踏襲したオンロードスポーツモデルですが、その格好良くもどこか愛らしい、親しみやすいスタイリングと、350ccの単気筒エンジンのサウンドと鼓動感が何よりの魅力です。

また、2023年に新たに登場した『CL』シリーズは、往年のスクランブラースタイルという未舗装路走行も視野に入れたスタイリングを採用し、ブロックタイヤを装着したタフなイメージと軽いオフロード走行もこなす守備範囲の広さが特徴。

どちらも“速く走ること”よりも、“お気に入りのバイクに乗る楽しさ”や“原初のバイクらしさを味わうこと”に大きな魅力を感じられるカテゴリーとなっています。

そして、トラディショナルモデルはオールドルックなスタイリングですが中身は最新のバイク!

ツーリングでもマイペースで、先を急がない充実した時間を楽しむことができるようになっています。

Hondaでラインナップしているトラディショナルモデルはこちら!

2023年10月現在Hondaでラインナップしているトラディショナルバイクはこちら!

注)本記事で紹介するカテゴリおよびバイクは、Honda公式サイトで紹介されているカテゴリーとは異なります。

Honda GB350 / GB350 S

2021年7月に登場して以来爆発的な人気を誇るHondaのトラディショナルモデルが『GB350』。

フロント19、リア18インチのタイヤに丸目ヘッドライト、2本のリアショックなど、伝統的でオーソドックスなスタイリングを採用し、今となっては珍しい完全空冷方式の単気筒エンジンを搭載。重厚な排気音と共に、バイクの楽しさを目いっぱい「味わう」ことのできる一台です。

350ccの排気量を活かしたゆとりのある走りが最大の魅力ですが、シーソー式のペダルを採用することでお気に入りの靴を傷める心配がない点も注目したいポイントのひとつとなっています。

また、兄弟モデルとしてタイヤサイズをフロント19インチのまま、リアのみ17インチに変更し、スタイリングや走りをスポーティーにアレンジした『GB350 S』もラインアップ。

オプションパーツでは“カフェレーサー”を想起させるビキニカウルやシングルシートカバーといったアイテムも拡充され、より遊びの幅が広がるモデルとなっています。

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Honda CL250

2023年5月にリリースされたHondaの新型トラディショナルモデル『CL250』。

スクランブラースタイルを採用した力強さと軽快さを兼ね備えたスタイリングと、『Rebel250』や『CB250R』、『CRF250L』にも採用される信頼性の高いDOHC4バルブ249cc単気筒エンジンによるパワフルな走りが魅力です。

アップハンドルの採用や軽量な車体で街中からツーリングまで幅広いシーンで非常に扱いやすく、フロント19インチ、リア18インチのセミブロックタイヤを採用したことで、軽い未舗装路までを想定した走行性能も特徴。

純正アクセサリーではよりスクランブラーらしさを強調するカスタマイズパーツも多数用意され、がらりとイメージを変えて楽しむこともできますよ!

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Honda CL500

パワフルな471ccDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを採用し、『CL250』の兄貴分として登場した大型モデルが『CL500』。

『CL250』同様の扱いやすさに加え、拡張された大排気量を活かした力強い加速や快適なクルージング性能を併せ持つトラディショナルモデルです。

こちらも純正アクセサリーでカスタマイズを楽しむことができます。

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HondaGO BIKE RENTAL で気になるバイクに乗ってみよう!

HondaGO アプリから車両をレンタルできる「HondaGO BIKE RENTAL」では、Hondaのラインナップするバイクに簡単に試乗することができます。

最短2時間までのSHORTプランからリーズナブルに借りることができるので気になるバイクがあったら、是非一度試乗してみくださいね!

【文:石神邦比古(外部ライター)】

 

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