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23歳のレーシングライダー荒川晃大選手が語るGB350の魅力。「デザインとおしゃれ感が好きです」

サーキットで限界まで攻めているレーシングライダーは、ストリートを走るとき、どんなバイクに乗りたいと思うのでしょう?
全日本ロードレース選手権のST1000クラスで戦う荒川晃大選手にGB350シリーズを試してもらったところ、意外な言葉が返ってきました。

荒川晃大選手ってどんな人?


2022年に全日本ロードレース選手権シリーズST600クラスでチャンピオンとなり、現在はCBR1000RR-RでST1000クラスに参戦しているのが荒川晃大選手です。
毎回激戦となるレースで上位争いを繰り広げ、2025年はランキング5位でした。

2026年シーズンもAstemo Pro Honda SI RacingからST1000クラスに参戦し、さらなる上位進出を狙っています。
そんな荒川選手がGB350シリーズに乗って、どのように感じたのか、ストリート目線の感想を聞いてみましょう。

ツーリングに興味があった


3歳くらいからバイクに乗り、ずっとモータースポーツを続けてきた荒川選手。
二輪の免許を取得してからはバイクの「楽しさ」を感じてみたいと思ったそうです。

 
ツーリングにも興味がありますし、レース以外のこともいろいろ経験したいと考えました
 


普段はサーキットでCBR1000RR-Rに乗っている荒川選手ですが、ストリートではGB350シリーズのようなバイクに乗りたいのだとか。

 
ツーリングに出かけたり街を走るんだったらGB350シリーズがいいですね。前傾姿勢は本気モードのときだけでいいです(笑)
 


では、実際に乗ってみてどのように感じたのか、教えていただくことにしましょう。

走っていて楽しいエンジン

今回、荒川選手にはGB350、GB350S、GB350Cの3台に乗っていただきました。
印象に強く残ったのは、単気筒エンジンのフィーリングだといいます。

 
すごく気に入ったのはエンジンのトルク感です。トコトコトコという単気筒の鼓動を感じながら走るのが楽しいですね。排気音も心地よかった。こういうバイクには今まで乗ってこなかったので新鮮でした
 


低回転で粘り強いエンジン特性にも驚いたそうです。

 
最初に乗ったとき、すごく低い回転でアイドリングしているので驚きました。エンジンが止まってしまうんじゃないかと思ったくらいです。それくらいの回転でも安定しているし、クラッチをつなげばしっかり加速してくれる。粘り強くて扱いやすい特性です
 


普段はCBR1000RR-Rでレースをする荒川選手にとって、パワーが物足りないと感じることはなかったのでしょうか?

 
パワー不足は感じません。しっかりとしたトルク感があるので、予想以上に軽快に走ることができました。ストリートならちょうどいいパワー感だと思います
 


荒川選手はレースでCBR250Rに乗っていたこともありましたが、同じホンダの単気筒でもフィーリングはずいぶん違っていたようです。

 
同じ単気筒でもエンジンのキャラクターはずいぶん違いますね。CBR250Rはスロットルを開けた瞬間、リアタイヤに駆動力が加わるようなダイレクトさがあるんですが、GB350はスロットルを開け始めたときから滑らかに転がっているような感じです。スロットルのオンオフでもショックが少なくて、どんなときもスムーズですね
 

リラックスして走れるポジション


ポジションとハンドリングも、ストリートでの走りを楽しむのにぴったりだと感じたようです。

 
ストリートで乗りやすいポジションですね。リラックスできる姿勢になるし、シートに座ったままハンドルでコントロールしやすい。前傾姿勢のバイクは速さやかっこよさに特化しているものだから、それはそれでありなんですけど、自分がツーリングで使うのならGB350がいいです
 



レーシングライダーともなると、バイクの細かな点が気になるはず。
GB350シリーズに乗ってみて気になる点はなかったのでしょうか?

 
車体や足回りも含めて気になるところはありませんでした。荒れた路面も走りましたがショックの吸収性にも不満はありません。フロントフォークがよく動いてくれている感じがします。バイク全体のバランスも取れているから、ふらつくようなこともありませんでした
 


荒川選手は、免許取り立てのビギナーや女性ライダーにもGB350シリーズがおすすめのバイクだといいます。

 
ポジションも自然だから乗りやすいし、足つきもいい。初心者でも扱いやすいバイクだと思います。デザインもかわいいので、女の子が乗っても似合いそうですよね
 

荒川選手がストリートバイクに求めるもの


荒川選手が街乗りやツーリング用のバイクとして、重視する要素を教えてくれました。

 
一番はデザインです。見た目が好みのバイクに乗りたい。特に街を走るバイクだったらデザインとか、おしゃれ感は大事ですね。2番目が乗り心地。3番目がエンジンの鼓動感といったフィーリング的なものですね
 


そういう点から言うと、今回試した3台のGB350シリーズの中では、スタンダードなGB350が好みなんだそう。

 
GB350のスタンダードな雰囲気がいいですね。余計なものが付いていないシンプルさとか、素の感じが好きなんです
 



ツーリングにも行ってみたいと考えているようですが、今はレースが忙しくてなかなか時間が取れないんだとか。

 

もし時間ができてツーリングに行くことになったらGB350で出かけたいですね。特に行きたい場所があるわけじゃないんだけど、カフェに行きたいかな。山道を走っていると突然現れるカフェみたいなところ。そういうところに行ってみたいと思います

 


目的地を定めて出かけるよりも、気ままに走ってみたいと考えている様子。
普段は明確な目標を持ってサーキットを走っているからこそ、オフの時間は自由に走りたいと感じているのかもしれません。

 
バイクに乗っている友達もいるから、時間ができたら友達と一緒にツーリングも行ってみたいですね。「どっか行こうよ」みたいなノリで。インカムを付けて、みんなで話しながら行けたら楽しそうですよね
 


でも今はレースが最優先。

 
今年はチャンピオンを狙いたいです。結果を出して将来的には海外のレースにも挑戦したいと考えています
 



世界を見据えて戦う荒川選手。
GB350に乗ったときだけは、普通の20代のライダーに戻ることができるのかもしれません。
【文/後藤武(外部ライター)】

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