サーキットで限界まで攻めているレーシングライダーは、ストリートを走るとき、どんなバイクに乗りたいと思うのでしょう?
全日本ロードレース選手権のST1000クラスで戦う荒川晃大選手にGB350シリーズを試してもらったところ、意外な言葉が返ってきました。
荒川晃大選手ってどんな人?

2022年に全日本ロードレース選手権シリーズST600クラスでチャンピオンとなり、現在はCBR1000RR-RでST1000クラスに参戦しているのが荒川晃大選手です。
毎回激戦となるレースで上位争いを繰り広げ、2025年はランキング5位でした。
2026年シーズンもAstemo Pro Honda SI RacingからST1000クラスに参戦し、さらなる上位進出を狙っています。
そんな荒川選手がGB350シリーズに乗って、どのように感じたのか、ストリート目線の感想を聞いてみましょう。
ツーリングに興味があった

3歳くらいからバイクに乗り、ずっとモータースポーツを続けてきた荒川選手。
二輪の免許を取得してからはバイクの「楽しさ」を感じてみたいと思ったそうです。
普段はサーキットでCBR1000RR-Rに乗っている荒川選手ですが、ストリートではGB350シリーズのようなバイクに乗りたいのだとか。
では、実際に乗ってみてどのように感じたのか、教えていただくことにしましょう。
走っていて楽しいエンジン

今回、荒川選手にはGB350、GB350S、GB350Cの3台に乗っていただきました。
印象に強く残ったのは、単気筒エンジンのフィーリングだといいます。
低回転で粘り強いエンジン特性にも驚いたそうです。
普段はCBR1000RR-Rでレースをする荒川選手にとって、パワーが物足りないと感じることはなかったのでしょうか?
荒川選手はレースでCBR250Rに乗っていたこともありましたが、同じホンダの単気筒でもフィーリングはずいぶん違っていたようです。
リラックスして走れるポジション
ポジションとハンドリングも、ストリートでの走りを楽しむのにぴったりだと感じたようです。
レーシングライダーともなると、バイクの細かな点が気になるはず。
GB350シリーズに乗ってみて気になる点はなかったのでしょうか?

荒川選手は、免許取り立てのビギナーや女性ライダーにもGB350シリーズがおすすめのバイクだといいます。
荒川選手がストリートバイクに求めるもの
荒川選手が街乗りやツーリング用のバイクとして、重視する要素を教えてくれました。
そういう点から言うと、今回試した3台のGB350シリーズの中では、スタンダードなGB350が好みなんだそう。
ツーリングにも行ってみたいと考えているようですが、今はレースが忙しくてなかなか時間が取れないんだとか。
もし時間ができてツーリングに行くことになったらGB350で出かけたいですね。特に行きたい場所があるわけじゃないんだけど、カフェに行きたいかな。山道を走っていると突然現れるカフェみたいなところ。そういうところに行ってみたいと思います
目的地を定めて出かけるよりも、気ままに走ってみたいと考えている様子。
普段は明確な目標を持ってサーキットを走っているからこそ、オフの時間は自由に走りたいと感じているのかもしれません。
でも今はレースが最優先。
世界を見据えて戦う荒川選手。
GB350に乗ったときだけは、普通の20代のライダーに戻ることができるのかもしれません。
【文/後藤武(外部ライター)】


















