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【20代の本音】排気量 500ccのバイクは『大型バイクらしさ』と『フレンドリーさ』の両立が魅力なんです!【レブル500&CL500試乗レポート①】

Hondaがラインアップする500cc大型バイク『Rebel 500(レブル500)』と『CL500』。

600~800ccクラスの多いミドルクラスの中で、あえて500ccを採用した両モデルの魅力は?

排気量「500cc」バイクの魅力って?

Hondaがラインアップする人気シリーズ「レブル」&「CL」シリーズ。

中でも『Rebel 250(レブル250)』と『CL250』は幅広い層に人気を集めていて、街中やツーリング先でも非常に良く目にするモデルです。

そしてその人気250ccモデルには上級機種として500ccモデルが存在します。大型二輪免許が必要な点で、どうしても500シリーズは見かける数が少ないのも事実ですが、実は2台共とても魅力的!

実のところ25歳の筆者個人としては「レブル&CL」シリーズの500ccモデルはイチオシでして……

今回そんな2台のモデルに試乗してきましたが、まずは500ccシリーズのおすすめポイントについてご紹介します!

フレンドリーで楽しい大型バイク!

ミドルクラスの大型バイクと言えば、600~800cが主流に採用されるイメージですが、『レブル500』と『CL500』はその名の通り排気量471ccのDOHC直列2気筒エンジンを搭載したモデルです。

400cc未満までのバイクに乗れる普通自動二輪免許に対し、大型自動二輪免許は排気量の上限がないため、471ccの『レブル500』と『CL500』はやや非力に思えるかもしれません。ですが、実はこの絶妙な排気量がこの2台の大きな魅力!

大型バイクは大排気量らしいパワフルさが魅力ですが、その分スロットルワークがシビアになり、スロットルを大きく開けられない街中などでは気を遣う場面が多くなりがちです。

しかし、『レブル500』と『CL500』は低速でのスロットルワークにストレスが無く、市街地においても400cc以下のバイクと同様に気楽に乗ることができます。

それでいて、250ccや400ccモデルとは隔絶した大型バイクらしいパワフルさもキチンと持ち合わせているので、「大型バイクに乗っている満足感」も十分。エンジンが低回転域からトルクフルな出力特性になっているので、カタログ数値よりずっとパワフルに感じるのも『レブル500』と『CL500』の魅力的なポイントです!

そして500ccモデルは、250cc~400ccモデルでは味わえない強力な加速感を楽しむことができ、高速道路も余裕のクルージングが可能。街乗りからツーリングまで高い快適性と満足感が得られる、非常にバランスの良いエンジンだと思います!

そんなエンジンを抱える車体ですが、今回の2台は多くの構成パーツ類を250ccの『レブル250』、『CL250』と共有しているため、500モデルだからといって外見にあまり変化はありません。

ですが、それこそが『レブル500』と『CL500』の魅力的なポイント!

中身は紛れもない大型バイクですが、車体構成の大部分を250ccモデルと共有しているため、全体的に軽量・コンパクトになっていて、取り回しのしやすさや足つき性にも優れているんです。

車両重量に関しては、それぞれ250ccモデルより20kg増えて、どちらも190kg前後。

大型バイクでは200kgを優に超えるモデルがほとんどなので、より400ccまでのバイクに近い親近感で接することができます。

これにより、大型バイクでも普段使いでも億劫にならないフレンドリーさを獲得

また「デザインは『レブル250』や『CL250』が好きだけれど、大型二輪免許を持っているからせっかくなら大型バイクに乗りたい」という方にも、スタイリングが共有されているのは嬉しいポイントだと思います!

逆に「大型二輪免許は持っているけれど、生活の多くの場面で使うには大型バイクは扱いが大変」という方も、軽量・コンパクトで扱いやすい500ccシリーズなら悩みを解決できる1台になると思います!

そして、大型バイクの中ではリーズナブルな価格設定もこの2台の魅力のひとつ。

近年多くの大型バイクが新車価格で100万円を超えている中、『レブル500』は税込83万6,000円、『CL500』は86万3,500円という価格設定で(20代の私でも)新車購入がイメージできる大型バイクとなっています。

しかし!

価格はリーズナブルですが、その中身はお値段以上!

街乗りで扱いやすく、ツーリングでも楽しい。

次回からはライダーの所有感を満たすHondaの500ccシリーズの魅力について、実際に試乗したレポートをお送りしようと思います!

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【文:石神邦比古(外部ライター)】

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