いろいろなカテゴリ―があるバイクですが、「ネイキッド」というのはどういうバイクのことでしょうか?
ネイキッドバイクの特徴と、Hondaのラインアップするモデルをまとめてご紹介します。
ネイキッドバイクはどんな特徴を持ったバイク?
スポーツ、ネイキッド、オフロード……バイクには色々なカテゴリーがあるので、バイク選びの際にはイロイロ迷ってしまいますよね。
見た目が気に入って「これだ!」と心に決めたバイクを選ぶことは何よりも正解ですが、自分の好きなバイクがどんな特徴を持っているかを買う前に知っておいても損はないはず。
そこで今回は、多岐にわたるカテゴリーの中から「ネイキッド」モデルの特徴について解説します。
ネイキッドバイクはバランスが良くオールマイティー
今回、紹介するのは“これぞバイク”といったスタイルが人気の定番カテゴリー「ネイキッド」モデル。
一番の特徴は「ネイキッド=裸」というカテゴリーネームの通り、大きなカウルの類が無くエンジンが剥き出しになっていること。エンジンを覆うカウルが無いためバイクらしいスタイルを楽しむことができます。
そして、なんといってもネイキッド最大の利点はその『運転のしやすさ』です。
Honda『CB400 SUPER FOUR(教習車仕様)』が全国の教習所の多くで普通二輪免許の教習車として採用されているのがその証拠でもありますが、このジャンルには初心者でも扱いやすい特性のバイクが多い傾向にあります。
扱いやすさの理由としては、低~中速域で力強いエンジン特性になっている場合が多いこと、そしてニュートラルなハンドリングを実現する前後17インチのホイールが装着されているケースが多いことが挙げられます。
しかしその逆に、超高性能なハイパワーエンジンや装備を搭載したスーパースポーツ顔負けのハイエンドモデルも存在し、そういった車種は「スーパーネイキッド」と呼ばれることもあります。
同じ「ネイキッド」カテゴリー内でも、バイクのキャラクターが大きく変わるのも同ジャンルの特徴です。
また、ネイキッドモデルの多くはアップライトなバーハンドルが採用されているため、上半身をほぼ直立させて乗ることができます。
上半身が直立したライディングポジションは視界も広く、運転していて疲れにくいためリラックスして乗ることができます。そのため市街地の移動からツーリングまでを幅広く楽しむことが可能です。
ロングツーリングから、スポーティな走り、車種によっては通勤・通学までも難なくこなすことができるオールマイティーなバイクのカテゴリーが「ネイキッド」です。1台で幅広くバイクライフを楽しみたい人にはおすすめのジャンルと言えるでしょう。
Hondaでラインアップしているネイキッドモデルはこちら!
2023年9月現在、Hondaでラインアップしているバイクはこちら!
注)本記事で紹介するカテゴリおよびバイクは、Honda公式サイトで紹介されているカテゴリーとは異なります。
Honda CB125R
新世代「CB」シリーズの末弟で、小型二輪免許で乗れるネイキッドモデル。
排気量125ccですが、前後17インチタイヤを装着したボディのサイズは250ccクラス並みに大きく、フロントフォークにSFF-BP倒立フロントフォークを搭載するなど各部装備も本格的。
その車格や装備を活かしてツーリングからスポーツ走行まで幅広く楽しむことができる原付二種モデルとなっています
圧倒的な軽さと取り回しの良さで日常でも乗りやすく、身近にバイクを楽しむことができる1台です。
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Honda CB250R
軽量コンパクトな車体に、パワフルなDOHC4バルブ水冷単気筒エンジンを搭載した普通自動二輪免許で乗ることのできる250ccネイキッドモデル。
ネイキッドモデルとしての扱いやすさ・乗り心地はもちろん、路面追従性を追求したSFF-BP倒立フロントフォークや軽量アルミホイール、ラジアルタイヤなど走りにも余念のない性能を持ち合わせたスポーツネイキッドとなっています。
また、どの部分を切り取ってもモダンで高級感のある新世代「CB」シリーズに共通する美しいデザインも魅力です。
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Honda CB650R
最高出力95PSのパワフルな648ccDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載した大型スポーツネイキッドモデル。
大型バイクの中ではコンパクトに纏められていて、スタイリングもシリーズ共通の美しい仕上がりに。
パワフルな4気筒エンジンを活かしたスポーティーな走りを楽しむため、足まわりには『CB250R』同様、路面追従性を重視したスポーティーな装備を搭載しています。
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Honda CB1000R
998cc水冷DOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載する新世代「CB」シリーズのフラッグシップ。
スポーツ性能を追求したサスペンションやクイックシフターなどの豪華な装備に加え、電子制御でシチュエーションによってエンジンの出力特性を選べる3つのライディングモードを用意。さらに走りを追い求めるオーナーのために、各部設定を細かく調整可能なユーザーモードも備えるほか、スマートフォンとの連携機能も搭載しています。
シリーズのフラッグシップとしてエンジン外観やヘッドライトをはじめとした各部造形の上質感もトップレベルの美しさ。また、その走りはスーパースポーツに匹敵するほどのレベルに達しています。
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Honda CB1300 SUPER FOUR
Hondaが誇る「CB」シリーズのトップエンドモデルである王道ネイキッドスポーツバイク『CB1300 SUPER FOUR』。
排気量1,284ccというHondaのネイキッドモデルでは最大級のDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載。最高出力113PSを支える車体には熟成を重ねた厳選パーツが装着され、ネイキッドスポーツの走りの楽しさを最大限に引き出しています。
最高峰モデルに相応しい、雄々しくも美しいスタイリングはCB1000 SUPER FOURの「PROJECT BIG-1」始動から30年経ってもまったく色褪せていません。
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Honda CB1300 SUPER BOL D’OR
『CB1300SUPER BOL DO’R』は、前述の『CB1300 SUPER FOUR』にハーフカウルを装着したモデルで、高速道路走行時などの走行風による疲労を軽減、長距離のツーリングも楽しむことができるようアレンジされています。
フロントまわりの印象は違いますが、エンジンや車体、スタイリングの美しさなどは『CB1300 SUPER FOUR』と並びHondaのハイエンドモデルらしい上質な仕上がり。乗っても眺めても心躍るバイクになっています。
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【文:石神邦比古(外部ライター)】