ホンダでは歴代モデルやレーシングマシンが「動態保存」されていて、定期的にマシンを実際に走らせる走行確認テストを実施しているんですが、その映像がホンダのオフィシャルYouTubeで公開されているんです!今回はホンダのフラッグシップツアラーの祖先「GL1500 Gold Wing(1988年)」の貴重な映像を紹介します!
水平対向6気筒を積んだ世界最強のグランドツアラー
現在でもラインアップされているホンダのフラッグシップツアラーであるゴールドウイング(Gold Wing)シリーズ。
その祖先となる「GL1000 GOLDWING(1974年)」は、主に輸出向けの車両でしたが、GL1100〜GL1200と進化を続けました。
そして、1988年からは、4代目「GL1500 Gold Wing」が日本市場に正式に輸入され、車名もゴールドウイングとして販売されるようになりました。
この四代目ゴールドウイングの登場は、日本はもとより、世界中を驚かせました。
エンジンは1520ccの水冷4ストロークOHC水平対向6気筒を搭載し、車両重量は360kgの巨艦にも関わらず快適なハンドリング。
ライダーが跨ったままスイッチバッグできるように、バッグギア(電動リバースシステム)が備わっている世界的にも珍しいバイクでした。
また、大容量トップケースや左右のサイドを標準装備し、タンデムでのロングツーリングも快適そのもの。
スロットルを離したままでも走れるクルーズコントロールシステムやFM/AMラジオ&カセットステレオなど、豪華すぎるツアラーモデルです。
その巨艦故に、始めは躊躇するライダーも、一旦走り出せばその快適さに心が奪われました。
ツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールには、現在でも動態保存されていて、貴重な走行映像も公開されています。
コックピットからの映像もあり、実際に乗って走っているような気分が味わえます。
約2分程度の映像ですが、今ではなかなか見ることができなくなった貴重な走行ムービーを是非ご覧下さい!
現行モデルはコレ!『Gold Wing Tour』
ゴールドウイングシリーズは現在でもホンダのフラッグシップモデルとしてラインアップされています。
新型の2021年モデルは、リアトランクの容量50Lを容量61Lにまで大幅に拡大し、バックレストなどが改良され、タンデム性能がさらに向上。
様々なアップデートを受け、2021年2月25日から発売されています。
【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】
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