ADV150っていうバイクは排気量が149ccなので250ccクラスと同じ軽二輪クラス。
原付二種スクーターよりちょっとランニングコストがかかるから、それが『見合うもの』かどうかをレンタルバイクで試してみて!
毎日のように乗るものだから、妥協はNG
ADV150っていうバイクは、ホンダのバイクラインアップの中でも『コミューター』と『クロスオーバー』という2つのカテゴリに同時に属する珍しい存在。
これは試乗した記事にも書きましたけれど、ザックリ言ってしまえば『2つの個性を両立しているのがADV150』なんだろうと私(北岡)は思っています。
【試乗記事はこちら】
だからADV150は、いろんな可能性を秘めてる。
ただ、ひとつだけ気になる部分があるとすれば、このバイクが150ccで軽二輪クラス(126-250cc)だということでしょうか。
皆さんもお分かりだと思いますが、維持費の面で原付二種(125cc)クラスよりもランニングコストがかかるんです。
その代わり、高速道路に乗れるという大きなアドバンテージを得る訳ですが、それぞれのライフスタイルの中で『基本は街乗りだけだし、高速道路も特に使わない』という人がいたら、原付二種のほうがお得なんじゃないか?って迷うと思う。
それは当然のことです。
だけど! それってたぶんレンタルバイクで解決できるんですよ~。
やっぱりバイクって、どこまでいっても『乗ってナンボ』のものなんですよね。
それは例えば日常の足となるコミューターであっても、趣味として所有するバイクであっても同じこと。
実際に触れて、乗ってみれば、答えなんてすぐに自分の中で固まると思います。
ここで、お店のまわりをちょいと試乗するだけじゃなくて、自腹を切る必要があるレンタルバイクをおススメするのは、それが『ADV150だから』に他なりませんっ!
街乗りの感覚や、走りの基本的な特性、そしてシート下のラゲッジスペースの使い勝手など、街乗りでの利便性はちょっとした試乗でもある程度は感じられると思います。
だけど、できれば日常の足として『毎日乗るもの』だから、じっくり見極めて欲しいと思うし、それ以上に『ADV150ならでは』を感じて欲しい。
具体的に言えば、軽くでいいからプチ・ツーリングでもしてみてください、っていうことです。
HondaGO BIKE RENTALで8時間、ADV150を借りるなら9,500円(消費税10%込み)。ざっくり1万円っていうイメージ。
まぁ24時間コースでも2,000円の差(11,500円/消費税10%込み)しかないので、時間と財布が許すなら24時間コースのほうがおススメだったりもしますが……
そうやってある程度以上、距離と時間を走ることで、見えてくるものがきっとあると思います。
それを感じた後であれば、自分にとってADV150っていうバイクが『買うべきもの』なのかどうかを、簡単に判断できるようになるはず。
スタイルが好き、いろんな体験をしてみたい、とにかく通勤・通学に使い倒す!など、人それぞれADV150に求めるものは違うでしょう。
だからこそ実際に乗って、天秤にかけてみればいいんです。
ADV150は毎日のパートナーにもなるし、週末の旅の相棒にもなるバイク。
だから、妥協せず、自分の感性で感じて、判断してみてほしいと思います!
【文/北岡博樹(外部ライター)】
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