(岡崎静香プロフィール)
Monkey125は、オシャレでかわいい原付二種。女子ウケもバッチリな人気車種で、岡崎静夏が秩父の道をたっぷり散策してみました!
実用できるバイクとして、なるべくコンパクトに!

49cc空冷単気筒エンジンだったかつてのMonkeyの特徴だった、愛らしいフォルムを継承する原付二種レジャーモデルとして、’18年7月に登場したのがMonkey125。その後、’21年9月のモデルチェンジにより、エンジンのロングストローク化や5速化と、最新排出ガス規制への適合化が施されました。
デビュー以来、頻繁にカラーバリエーションが変更されてきましたが、’26年3月には再び車体各部の配色をチェンジ。そしてシート表皮には、’23年9月から’24年7月までのモデルに使われたチェック柄が復活採用されています!
久しぶりに乗ったMonkey125ですが、まず思ったのは、身長158cmの私にこの車格はジャストサイズだということ。一般的なバイクと比べたらかなりコンパクトですが、小さすぎるということはありません。とくに絶妙だと感じたのはハンドルの位置。車体全体の比率で考えたら、かなり高めにセットされており、そのおかげで上半身が起きた状態で乗れるため視野が広がるし、逆に周囲を走っているクルマのドライバーからの被視認性も高まります。
原付一種のMonkeyは前後ホイールが8インチ径で、乗って楽しむというよりはカスタムしたり飾っておいたりするためのバイクという感じでしたが、スモールホイールとはいえ前後12インチ径のMonkey125は、まるで無理なく実用できる車格。それでいて、取り回しはとっても気軽なので、女性を含む初心者がバイクライフをスタートさせる最初の愛車にも最適だと思います。
優しさがたっぷりで、お散歩にもピッタリ
エンジンは123cc空冷単気筒ですが、車重が抑えられていることもあり、積極的に変速して低めのギヤも使いながら走ってあげれば、よほどの急な上り坂でもない限り大きな不満は感じません。一方、スロットルを開けすぎてしまっても、ビュンと飛んでいく心配が少ないパワーなので、その点でも初心者に最適。坂道発進などでは、ある程度の繊細なクラッチワークが求められる場合もありますが、だからこそバイクの操作を学ぶ教材にもなってくれます。
前後サスペンションはよく動く傾向にあり、前後タイヤもブロックパターン風なので、スポーティに走らせたくなる感触ではありません。ただし、ペースを上げたときに限界が近いことを教えてくれる能力に優れているため、ちょっぴりスポーティな雰囲気を味わいたいときにも、安心して操れるはずです。あるいは中上級者なら、バイクの限界値を探りながら操縦することに、楽しさを感じるかもしれません。
安心材料ではもうひとつ、前輪に装備されたABSも挙げておきます。原付二種クラスの小柄なレジャーバイクなので、もっと雑な制御かと想像していましたが、危険な状況になる前に介入しはじめ、その後も制動力を大幅に落とすことなく前輪ロックを回避してくれます。もちろんABSに頼り切ったブレーキ操作はダメですが、いざというときに役立つこと間違いナシと感じました。
Monkey125は、ファッションの一部として選ばれることも多いバイクですが、ライトユーザーでも安心して走りを楽しめる性能がしっかり備わっています。私の場合は、「バイクにライフをどう合わせるか」ですが、そうではなくて、「ライフスタイルの中にバイクを取り入れてみたい」という人たちにピッタリ。ここを入り口にして、バイクの楽しさが、もっと多くの人たちに伝わっていくことを願っています。

そしてもちろん、維持費が低めの原付二種はセカンドバイクにも最適なので、オシャレなシティコミューターや気軽な散策マシンを求める既存ライダーにも、Monkey125はとてもオススメです!
細部まで徹底的にこだわり、Monkeyらしさを表現!
デフォルメ感のある前後ビューも、かわいらしさの理由。
意外とシートは高めですが、前側に座れば身長158cmでも両足の母趾球が接地。車体はコンパクトだけど、窮屈ではありません。


SHIZU’s お気に入り
オシャレ感を強調するチェック柄!

’26年3月の車体色変更でチェック柄シートが復活。ファッションの一部として、バイクをライトに楽しめそうな雰囲気があります。
圧倒的に気軽、そしてオシャレ!

レトロな丸型に統一された灯火器類は、現代的なフルLED仕様です。

エンジンはシリンダーが前方に伸び、マフラーはアップタイプ。

マニュアルクラッチ仕様なので、操る楽しさもたっぷりあります!

ブレーキはフロントのみABSを搭載。フロントフォークは倒立式。調整機構のないベーシックタイプのリヤツインショックを装備。

反転液晶表示の丸型メーターは、小ぶりかつシンプルな設計です。キーオン時には、かわいい目がまばたきしてライダーをお出迎え。

丸みを帯びた台形フューエルタンクもMonkeyらしさのひとつ。

前後フェンダーはスチール製で、ピカピカのクロームメッキ仕上げ。

左側サイドカバーはロック付き。車載工具や書類を収納可能です。
1)スタイリング:単にフォルムがかわいいだけでなく、塗装やクロームメッキなどの質感に優れていて好印象。1~2年おきに実施されるカラバリ変更も楽しみ!
2)スポーツ性:スポーティな雰囲気をギリギリで味わえるけど、そもそもそういう走りを求めたくなるバイクじゃないです。そういうのがお好きならGROMを!
3)ツーリング:片道1時間程度のショートツーリングなら、とても楽に走れます。女性や初心者でも、気軽にちょっと出かけたくなる車格と性能なのが魅力。
4)街乗り:まるで気負わず市街地を走れて、しかもスクーターとは違ってバイクを操縦する楽しさも。日常の移動でもオシャレにバイクを実用できます!
5)コストパフォーマンス:原付二種で49万5000円なのでリーズナブルとまでは言えませんが、このルックスと楽しさを考えたら、十分に納得できる価格でしょう。
●まとめ:田宮 徹 ●写真:楠堂亜希
※当記事は(株)内外出版社ヤングマシン電子版掲載記事(2026年6月号)の内容を編集・再構成したものです。


















