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ブラジリアン柔術家が乗る『フォルツァ』は戦うアスリートと家族の生活を支える立役者だった

バイクに乗るメリットは様々あります。
乗っていて楽しい、足として便利、コミュニティが広がる、などライダーそれぞれ違ったメリットがあるものですが、これは単にバイク好きなライダーだけではなく、戦うアスリートにもメリットがありました。

今回は250cc軽二輪スクーター フォルツァオーナーさんに取材して見えてきた、バイクのあるアスリートの生活をお届けします!

35歳のブラジリアン柔術家オーナーさん

2023年式のフォルツァに乗っている毛利部さんは、埼玉県さいたま市で柔術クラブを営むオーナーさん。
ご自身も若い頃からブラジリアン柔術の大会に出場して選手として活躍し、数々の大会で入賞してきた格闘家。

格闘家の方とバイクはイマイチ接点が見つかりませんが、まずは毛利部さんとバイクとの出会いを聞いてみることにしました。

 

バイクに乗り始めたのは高校を卒業してすぐくらいで、まずは50ccの原付を大学への通学で使ってました。
それから大学卒業して就職する時に、就職先が50ccでは少し遠い距離だったのでDio110に乗り換えて、通勤と近所の足として使ってました。

Dio110には結構長い間乗っていたのでメンテナンス的に買い替えの時期が来てしまって、PCXに乗り換えました。
PCXでも足としてなら十分だなと思っていたんですが、乗り換えるか細かいところまでしっかり直すかの決断のタイミングが来て、しばらく悩みました。
その時に友人がガンで亡くなってしまって、「これは自分もいつ死ぬかわからない」「だったら乗れる時に乗りたいバイクに乗っておこう」と決意してフォルツァへの乗り換えを決めたんです。

 

乗り換えを決めたものの、当時フォルツァはすぐに手に入るものがなく、中古も視野に入れて探していたそうです。
良い車体に出会えず、以前から僕の教室に通ってくださっていたホンダドリーム戸田美女木の店長さんと話していたところ、ちょうど近日中に狙っていたフォルツァが入ってくるとの情報をキャッチ!

 

探しても全然手に入らなくて困っていたんですが、ちょうどタイミング良く狙っていたカラーの新しいフォルツァが入ってくるのを聞いて決めました。
大げさかもしれないですけど、中古も含めて探していても狙っていたのが出てこなかったのに、相談した時にちょうどこれが出てきたので、ちょっと運命的な出会いも感じてます(笑)

 

 

とにかく見た目が好きです。
この色、パールスモーキーグレーって色なんですが、ちょうどこの色が欲しくて、車体はグレーとブラックでホイールだけブロンズってところも高級感があって気に入ってます。
23年モデルの新しくなった顔も好きで、この尖ったスタイルに乗りたかったので、乗り始めてからも満足してます。

 

ずっと125ccクラスのスクーターに乗っていたので、乗り始めてすぐは車体の大きさとパワーに慣れるのに少し時間がかかりました。
でも今では自分の体の一部って言えるくらい、乗りこなせてます!

前々からホンダ車の好きのところなんですが、変に自分で調整しなくてもある程度バイク側が合わせてきてくれて上手く運転できる感じがします。
前乗っていたPCXも良かったですが、フォルツァは一歩上のレベルで乗りやすいです。
加速していくときも凄くスムーズに伸びていくし、コントロールしやすい範囲でパワフルなんですよね。
シートもドカッと座れて安定感があって、毎日乗っていても明日乗るのが楽しみに思えるバイクです。

 

 

柔術の大会や遠征などにバイクを使うことがあったり、大荷物を運ぶこともあるので、リアボックスだけ取り付けて収納力を上げてます。
このくらいあれば道着2着とフルフェイスが入るので結構便利です。

 

念願のフォルツァでの移動を楽しんでいる毛利部さん。
他にも砂利道などでスロットル開けすぎによるスリップを防止するセレクタブルトルクコントロール(HSTC)が搭載されている点や、安心感のあるブレーキタッチなども気に入っているポイントだそうです。

バイクがなかったら今の生活は成り立たなかった

毛利部さんは現在お子さんが生まれたばかりのパパさんライダーでもあります。
格闘家として、パパとして、フォルツァ250は毛利部さんにとってどういう存在なんでしょうか?

 

正直僕はバイクでツーリングに行ったりしないので、普通のライダーさんとは少し違うかもしれません。
でもバイクのある生活に日々助けられています。
毎日練習して自分のジムに行って子育てもして、とやっていると体力がギリギリの中で移動しなきゃいけないことがあります。
けど体の一部ってくらい慣れ親しんだフォルツァ250に乗れるから頑張ろう、って糧にしている部分もあるんです。

 

 

通勤や移動でしか乗れなくても、乗ると風が気持ちいいし、リフレッシュになります。
桜が咲いてる時期に景色を横目に乗ったり、暑い時期でも森の方から一瞬涼しい風が流れてきて、それを体全身で感じれたり、ただ乗っているだけでもバイクにしかない爽快感があります。

なのでいつもの移動も気分に合わせてだだっ広い道、クネクネした道、景色がきれいな道と色んなルートで帰ってみたり、自分としてはしっかりフォルツァ250のバイクライフが楽しめてると思います。

 

 

子供が生まれる前、当時乗っていたPCXで奥さんとタンデムして近所を適当に走ったことがあったんです。
僕自身も楽しかったですし、奥さんも楽しんでくれたので、落ち着いたらまたフォルツァ250でやりたいですね!
子供はまだ1歳ですが、もう少し大きくなったら後ろに乗せて走ったら楽しいだろうぁ…なんて妄想も膨らませてます(笑)

 

毛利部さんのこれまでの生活、これからの生活にフォルツァ250は広い意味で欠かせないものでした。
毎日乗ることで毛利部さんなりのバイクの楽しみ方を突き詰めていった結果、今のフォルツァ250にたどり着いたライダーさんなので、しっかりバイクと一緒に人生を歩んでいるのが伝わってきました。

格闘家ライダーとしても、パパさんライダーとしても、毛利部さんのバイクライフは生活の中にバイクでの楽しさを見いだせる、バイク好きから見ても羨ましいものでした。

ジャンプファイトクラブ

毛利部さんが経営されているジャンプファイトクラブでは大人から子供まで楽しく柔術を学ばれています。
本気で取り組む方だけでなく、運動不足解消にという方でも一緒に汗を流せるジムなので、気になった方は是非一度足を運んでみてください。
もちろん、バイクで通えます!

【 ジャンプファイトクラブ 】
 住所:埼玉県 さいたま市緑区道祖土 3-5-15
 電話番号:080-8031-4487
 営業時間:11:30 ~ 22:30
 Webサイト:ジャンプファイトクラブ

今回協力してもらったお店はこちら!

ホンダドリーム戸田美女木

今回紹介したオーナー、毛利部さんがフォルツァを購入したのはホンダドリーム戸田美女木。
フォルツァを乗っていくうえで購入から日々のメンテナンスもお願いされていて、信頼できるバイク屋さんとして利用されているそうです。

ホンダ車の新車販売からメンテナンス、車検やカスタマイズなど、ホンダ車の専門メカニックに見てもらえるので、安心感は抜群!
店舗スタッフの皆さんも気さくで話しやすいので、バイクの気になった部分があったら聞いてみてください。

【 ホンダドリーム戸田美女木 】
 住所:〒335-0031 埼玉県戸田市美女木3丁目20−14
 電話番号:048-422-4500
 営業時間:10:00〜19:00
 定休日:毎週水曜日、第2・第4火曜日
 Webサイト:ホンダドリーム戸田美女木

【文/佐藤快(外部ライター)】

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