待望のシリーズ第5弾!
サービスマニュアルやパーツリストなど、貴重な資料を現代の技術で蘇らせた「サービスアーカイブス」シリーズ、待望の「CB400FOUR(1974〜1977)」発売です。
第一弾「C100」
第二弾「CB750Four」
第三弾「CB750F」
第四弾「CBX400F」
と続き、そろそろCB400FOURかな?と予想していたファンも少なくないと思いますが・・・
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194324/CB400Four_service-archives_%E4%B8%AD%E8%BA%AB%E8%A1%A8%E7%B4%99.jpg)
ビンゴ!やっぱり「ヨンフォア」でした
ハードケースのイラストから「おお400。」「お前は風だ。」の当時のキャッチコピーが思い出され、トキメキが抑えられません。
CB400Fourとは?
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194318/CB400Four_service-archives_%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E7%94%BB%E5%83%8F.jpg)
1974年12月4日発売 ホンダドリームCB400FOUR(当時価格327,000円)
1974年デビュー。うねるようなデザインのエキゾーストパイプが美しすぎる、400ccクラス(初期型は408ccで大型免許必須ですが)のネイキッド。空冷OHCの4気筒エンジンを搭載し、最高出力37ps/8,500rpm(1974年式)を誇るホンダを代表する車種の一つです。
生産終了から今年で45年が経ちましたが、今でも多くのライダーを魅了してやまない通称「ヨンフォア」。今までもこれからも大切に乗りたいCB400FOURオーナーのため、そして古くからのホンダ車を愛して止まないファンのコレクターズアイテムとして、このサービスアーカイブスは誕生しました。
それではどんなアイテムなのか、中身を少しだけ見ていきましょう。
※サンプル品の為、実際の商品とはデザイン・仕様が一部異なります。
開封の儀
ずっしり重い、帯のついたハードケースに入っています。
ケースの中からは復刻された「取扱説明書」、「パーツリスト」、「サービスマニュアル」が出てきました。
箱の中で暴れないよう、ウレタンケースや透明樹脂ケースでしっかり収められています。
取扱説明書
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194329/CB400Four_service-archives_%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8.jpeg)
左:398cc版 右:408cc版
なぜ2冊?と一瞬思いましたが、CB400FOURだからこそ2冊必要なのです。
CB400FOURは当初408ccのエンジンを搭載して発売されましたが、翌年に免許制度改正が行われ、400cc以下の区分「中型限定二輪免許(現在の普通自動二輪免許)」が導入されました。そのため1976年には中型免許で乗ることができる398cc版「CB400FOUR-I」「CB400FOUR-II」が発売されることとなったのです。
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194258/CB400Four_service-archives_CB400FOUR12.jpg)
398cc版 左:CB400FOUR-I 右:CB400FOUR-II ハンドル形状の違いがわかります
そのため、今回のサービスアーカイブスでは取扱説明書、パーツリストは408cc版と398cc版の2種類が同梱されています。
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194328/CB400Four_service-archives_%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8%E4%B8%AD%E8%BA%AB.jpeg)
※画像は試作品を撮影しており、実際の製本時には写真の「モアレ(干渉縞)」は修正されます。
取扱説明書は2冊ともほとんど同じ内容に見えますが、よく見ると細かな部分で違いがあります。どこが違っているかは実際に手に取って確認して欲しいと思います。
パーツリスト
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194331/CB400Four_service-archives_%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E8%A1%A8%E7%B4%99.jpeg)
左:390cc版 右:408cc版
取扱説明書同様に2種類入っていますが、こちらは明確に違いが見てとれます。
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194334/CB400Four_service-archives_%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E4%B8%AD%E8%BA%AB.jpeg)
上:398cc版 下:408cc版
大きなイラストで広範囲にわたって網羅されている408cc版に比べ、398cc版は部分ごとに細かな分類がされており、パーツの分解図とパーツ品番は同ページに掲載。現在使用されている最新パーツリスト同様の表記スタイルとなっているのがわかります。
それにしても、パーツリストの分解イラストはいつ見ても美しいですね。(←オタク気質)
※パーツ自体はすでに廃盤となっているため、部品番号の全桁表記は行なっておりません。(末尾6桁は*表記になっています)
サービスマニュアル
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194336/CB400Four_service-archives_%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E8%A1%A8%E7%B4%99.jpeg)
こちらは1冊に全てまとめられていました
サービスマニュアルに関しては408cc版・398cc版共通、さらにはCB400FOURのベースとなったCB350FOURとも共通です。
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194254/CB400Four_service-archives_CB350FOUR.jpg)
1972年 CB350FOUR
CB350FOURをベースにエンジンを408ccにボアアップし、マフラーをCB350の4本出しから4into1タイプにしたもの(他にも変更点は多々あります)がCB400FOURですから1冊にまとまっているのも納得です。
![](https://hondago-bikelab-media-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/2022/10/24194337/CB400Four_service-archives_%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E4%B8%AD%E8%BA%ABA.jpeg)
原本をスキャンした写真を使っていますが、デジタル処理により綺麗に印刷されています
実際に車両を維持されているオーナーさんにとって、サービスマニュアルはなくてはならない資料でしょう。
※書籍としてお楽しみください
発売日・価格
商品名:サービスアーカイブスCB400FOUR
メーカー希望小売価格(消費税10%込み):8,910円(消費税抜き本体価格:8,100円)
発売日:2022年10月21日(金)
※HondaGO BIKE GEAR(オンラインショップ):10月27日(木)
※本商品はオリジナリティを尊重して当時の表現を使用していることから、現在の法令や時代背景などに合わない部分がございます。また、部品番号などについては、現在の商品規格に合致しないため修正を行っており、あくまで書籍としてお楽しみいただく商品となっております。
購入にあたって
当時の貴重な資料を最新のスキャナー技術と丁寧な手作業によって丁寧に再編集したファン・マニア垂涎のサービスアーカイブスシリーズ。当時の文字や写真、イラストなどはできる限りそのまま再現されており、1970年代の熱気や思い出が蘇ってくるライダーさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
サービスアーカイブスシリーズ「C100」、「CBX400F」も発売中です。ご注文はお早めに!
お求めはHondaGO BIKE GEAR(オンラインショップ)、または全国のHonda二輪車正規取扱店にて。納期などは各販売窓口まで問い合わせをお願い致します。
次回作はどの車両が選ばれるのでしょうか?