手軽な移動手段として人気急なのが原付二種。 経済的で便利、走っても楽しく、多くの人達に愛されています。
今回はHondaの原付二種、「スーパーカブ110」と「リード125(LEAD125)」を、20歳の専門学校生に使っていただき、その印象を教えていただきました。
Hondaのバイクに憧れて免許取得
レンさんは20歳の専門学校生。 2024年9月に普通二輪免許を取得したばかりです。
学校へはこれまでバスを使って通学していましたが、朝夕はバスの待ち時間が長いためにバイクでの通学を考えていたところでした。
原付二種はこれまで選択肢として考えていなかったと言いますが、経済性の高さなどを説明させていただいたところ興味津々。
スーパーカブに乗ってみたかった
最初に乗っていただいたのは、「スーパーカブ110」です。
スーパーカブは扱いやすくて楽しいバイクだというイメージがあるということでした。 そのイメージ、間違っていません!
跨ってみてクラッチレバーがないことに驚いています。
ロータリー式のチェンジペダルはかなりの好印象のようです。
それにかかとでシフトダウンするのは新鮮です。
十分すぎるほどパワーがある
まずは自宅から学校まで行くルートを走っていただきます。
学校に行くまでには長い登り坂があって、力がないバイクだと苦しい感じになってしまいます。 「スーパーカブ110」はどうだったのでしょう?
学校周辺の街も走ってみました。
これはレンさんが「スーパーカブ110」で走り出して、最初の信号待ちで止まったところ。
スーパーカブのシフトチェンジは、減速するとき通常のリターン式のミッションのように1つずつギアを落としていく必要がありません。
ギアの4速で停止した場合、そこからシフトペダルを踏み込むとニュートラル。
さらにもう一つ踏み込むと1速に入れることができます。
※走行中はリターン式で停車時のみロータリー式になるチェンジ機構
4速で走っていた状態で停止したら、そこからもう一つペダルを前に踏み込むとニュートラルに入ります。 本当に4速からニュートラルに入るのか確認していたのです。
それなのに一回でニュートラルに入るのって画期的ですよね。ロータリー式のシフトチェンジにもすぐ慣れました。
軽くて楽だし小回りがきく。僕はUターンが苦手なんだけど、スーパーカブ110だったらなんの苦労もなくUターンすることができました。
今回は短い時間の試乗だったけど、バイクに慣れてきたらもっと楽しくなってきそうです。
「リード125」で初スクーター体験
次に乗っていただくのは「リード125」です。 スクーターは今回が初体験だそう。
感動していたのはHonda SMART Keyでした。
毎回キーを抜き差ししなくてもいい。キーをポケットにしまったままバイクで走れるなんて素晴らしいです。
跨った瞬間、気に入ったと言っていたのはシートでした。
スクーターがこんなに快適だったとは・・・
それでは、「リード125」でスクーター初体験をしていただきます。 こちらも学校までの通学路や、周辺の道路を走っていただきます。
坂道もグイグイのぼるし加速がいい。スクーターって、こんなに楽しい乗り物だったんですね。
「リード125」のコーナーリングも楽しかった様子です。
一番気に入ったのは、どんなときでも快適だという点。
シートの下に荷物が入れられて便利だし、色々な感動がありました。
通学用に原付二種が欲しい
原付二種に乗ってみて、レンさんは通学用に1台、原付二種が欲しくなったそうです。
でも原付二種は通学や普段遣いに最適だと思いました。維持費も安いから学生にはその点も魅力です。
これからのバイクライフに関してもイメージが膨らんできたようです。
でもそれはあくまでも趣味。現実的な移動手段にはならないと思うんです。
原付二種があればストレスなく普段の足として使うことができますよね。原付二種が欲しくなりました。
お気に入りは?
原付二種を購入するとしたら絶対Hondaのバイクにするともおっしゃっていました。
だから原付二種を購入するときもHondaから選びます。
今回の2台だったらどちらを買うか悩みますね。
外装に少しだけ手を加えて、自分仕様のカブが作れたらいいなあ、なんて考えています。
頑張ってアルバイトをして資金を貯めていくのだと楽しそうに話してくれました。
原付二種は若者の夢を広げてくれる乗り物なのかもしれません。
学生の皆さん、通学のためにバイクデビューはいかがですか?
ご紹介したモデル以外にも、スクーターやカブシリーズのモデル、AT小型限定普通二輪免許で乗れるモデルなどラインアップは様々。
ぜひあなたの用途にぴったりのバイクを見つけてみてください!
【文/後藤武(外部ライター)】