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新発売のスクーター専用レインコートを防水テスト!雨で活躍するバイクアイテムを試してみた

雨が降り続く梅雨はライダーにとって憂鬱な季節かもしれません……。
しかし梅雨が終われば夏本番!
晴天の下バイクで走れることを夢に梅雨を乗り越えましょう!

今回はそんな梅雨シーズンに活躍するレインアイテムをご紹介!
スクーター専用レインコートは本当に防水してくれるのか…実際に試してみました!

イベント時に持っておきたいレインポンチョ

レース観戦やキャンプなど、バイク絡みのイベントに出かけて、出先で雨に降られてしまうことも少なくありません。バイク用のレインコートでもなんとかなりますが、バイク用は基本フードがないのでヘルメットを被って…など乗車時以外の使い勝手はさほどよくありません。

そういう時に持っておくと便利なのがレインポンチョ。
上から被るだけで雨を防いでくれます。

ポンチョは形が独特。内部にかなり余裕があるので、リュックを背負った状態のまま被ることが可能です。
背面には「HONDA」ロゴがプリントされています。
フード付きなので頭部も被るだけでしっかり撥水効果はあります。

首元はファスナー式ではなくマジックテープ式となっているため、剥がして張るだけで簡単に着脱できるようになっています。実際被って首を通すまでは前が見えないので、出口が見つけやすいマジックテープ式は便利でした。

手首部分は水が入ってこないよう、適度に締め付けができるようにタブが用意されています。

腕を広げると内部にかなり余裕があることがわかると思います。
リュックや斜めがけのカバンなども背負ったまま着用できるので、傘よりもしっかり防水できると思います。

下側は足が生地に引っかかったりしないように長さが調整されていて、身長170cmの僕にとってはピッタリの長さでした。

カラーはカーキ、レッド、ベージュの3色展開。
折りたたんで持ち運べる用のカバーもついているため、雨予報じゃなくても念の為に持っておくと便利です。
傘よりも収納しやすい大きさに収まるので、レース観戦やキャンプなど、バイクで出かける際に限らずアウトドア時のいざという時に役立つアイテムなので、是非使ってみてください!

商品名:レインポンチョ
価格:4,400円(消費税10%込)
サイズ:F
カラー:カーキ、レッド、ベージュ

 

スクーター専用のレインコート

次に紹介するのはスクーター専用のレインコート。
レインコートにスクーター専用とかあるの?と思ってしまいますが、実はしっかりスクーターに特化した形となっています。
パンツはなく、トレンチコートのようにしたまである程度長い丈となっています。

背面も前面と同様に下まで丈が長い仕様。背中に「HONDA」ロゴがプリントされています。
大体ヒザ下くらいまでの長さがありました。

首元はマジックテープ式となっていますが、範囲が大きいためかなりしっかり固定できます。
前面フルファスナーなので、着脱時は羽織って着ることができ、ファスナーとボタンの両方が併設されています。
二重マチにすることで前面からの雨水の侵入を防いでくれるため、ファスナーだけでなくボタンでも固定しておくと、より高い防水効果を期待できます。

背面には内部のムレや熱気を外に逃がしてくれるベンチレーション付き。
カラー展開はグレー/ブラック、カーキ/グレーの2色展開となっています。

立っているとただの丈の長いレインコートですが、スクーターに座ると丈の長い意味がわかってきました。

長い裾の裏側にはゴムベルトがボタンで固定されており、ボタンを外して膝の裏側を通し、もう一つ用意されている赤いボタンにゴムベルトを固定すると、風などでバタついて裾が捲れ上がる現象を抑制してくれます。

これはこの体勢で座るスクーターならではのものなので「この長さはそのためだったのか!」と納得しちゃいました。

ここからは実際に防水してくれるのかテストしていきます。

商品名:スクーターレインコート
価格:7,920円(消費税10%込)
サイズ:F
カラー:グレー/ブラック、カーキ/グレー

 

1枚着るだけでこの撥水力!

スクーター専用なら実際に雨でテストしてみよう!と思ったのですが、梅雨なのになぜかしばらく雨が降らず…。
なので自ら散水ホースで水を被ったり、人からぶっかけられたりしながらテストしてみることに。

まず上半身はほぼ完璧と言ってもいい撥水力でした。
一応普通の雨を想定して上から散水されたんですが、上から降ってくる水はどこからも内部に侵入することはなく、弾いてくれます。
撥水がしっかりしてるので水を被ってもレインコートの内側が濡れる、というのはまずありません。

調子に乗って上からじゃなく横からもスプラッシュしたところ、ファスナーの合わせ面からジワリと濡れてきましたが、現実ではこの角度からこの水量が噴射されることはないのでノーカウント。
ですがファスナーだけでなく、ボタンも固定して二重マチにするのが重要というのがわかりました。

下半身もしっかり雨から防いでくれます。
唯一尋常じゃない水の量を噴射したときに、合わせ面から見えているパンツの一部が垂れてきた水で濡れましたが、すぐ乾く程度。

重要なのは上下別でも一体型のレインコートではなく、上一枚しか着ずにこの防水ができるということ。
上はまだしも、下は出先で雨の降る中ブーツを脱いで着るのは結構面倒なので、上を羽織るだけで着れるというのは大きいと思います。

スクーター専用の形になっているメリットが水を浴びてみてわかりました。

こちらも折りたたんで収納しておけるカバー付き。
折りたたんでカバーに収納するとメットインに余裕で収まるので、使わなくても入れておくだけでいざという時役立つアイテムです。

梅雨時を過ぎても夏はゲリラ豪雨だったり、通勤通学時、ツーリング中に突然降られてしまうこともある季節です。
移動でスクーターを使っている方なら万人におすすめできるレインコートなので、これからの時期に是非使ってみてください!

【文/佐藤快(外部ライター)】

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