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ワン・キーシステムで使い勝手のいいCRF250 RALLY(ラリー)用トップボックス

日帰りにしろ宿泊にしろツーリング時にはあると便利なトップボックス。
CRF250 RALLYの純正トップボックスには、ラウンドタイプの『トップボックス35L』と角形形状の『トップボックス38L』の2種類が純正アクセサリーとして用意されています。

今回は容量38リットルの『トップボックス 38L:ワン・キー・システムタイプ』を実際に使ってみたのでその使い勝手の良さを紹介してみたいと思います!

トップボックス 38L:ワン・キー・システムタイプ

メーカー希望小売価格 35,200円(消費税10%込み)

CRF250ラリー

トップボックス 38L:ワン・キー・システムタイプ

■容量:約38リットル
■サイズ:(長さ)約395mm×(幅)約450mm×(高さ)約320mm
■材質:ポリプロピレン樹脂/パネル:アルミ
別途、必要取付パーツが必要です。
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ハードなアドベンチャールック

トップボックス 38L:ワン・キー・システムタイプ』の最大のポイントはなんといっても、CRF250 RALLYのアドベンチャースタイルにマッチするデザインでしょう。このみるからに頑丈でタフそうなデザインを見ているだけでツーリングに出かけたくなります。

CRF250ラリー

タフで無骨なデザインはアドベンチャーイメージのCRF250ラリーにぴったり。

CRF250ラリー

材質はポリプロピレン樹脂。触ってみるととても頑丈そうな印象を受けました。

CRF250ラリー

トップ面にはHONDAロゴが押されたアルミパネルが貼られており高級感がただよう。

38リットルの大容量ストレージ

さて実際の使い勝手はどうでしょう?
今回はツーリングはもちろん、打ち合わせなどのビジネスシーンでも『トップボックス 38L:ワン・キー・システムタイプ』を使ってみましたが、結論から言うとかなり便利です!

僕は日常的にサイドバッグやパニアケースなども使っているのですが、そうなるとやっぱり混雑した道ではサイド方向への荷物の張り出しが気になるもの。
しかし、『トップボックス 38L:ワン・キー・システムタイプ』ならそんな心配も皆無。いつも通りの軽快な走りが可能でした。

次に内部にどのくらいの荷物が入るのか見ていきましょう。

CRF250ラリー

単に容量38リットルを確保するだけでなく、立方体に近い使いやすい内部形状なのがいい。

Araiのフルフェイスヘルメット「アストロGX(サイズ:57-58)」を飲み込んでもなお、小物が入りそうなスペースが余った。

バイザー付きのAraiのヘルメット「ツアークロス3(サイズ:両方とも57-58)」は、若干斜めにする必要があったがしっかり収納することができた。

A4サイズのブリーフケースがすっぽり横置きできるサイズ感でビジネスシーンでも使いやすい。内部は完全防水ではないものの、上蓋との合わせ目にはきちんとパッキンが封入されており、それなりに防水性は高そうです。

別売で専用のトップボックスインナーバッグ(11,000円 消費税10%込み)も用意されている。持ち手のほか、ストラップも付属している。

内部形状にぴったりフィットする形状を採用。簡単に取り出せるので、宿泊施設など、手荷物を持ち込むような場合に重宝しそう。

専用設計なので無駄のない形状でバックの内の容量もたっぷり。レインウエアに着替え、地図、替えのグローブといった程度の荷物なら、このとおりかなりスペースが余ります。

38リットルではキャンプツーリングをするとなるとちょっと容量が足りないと思いますが、キャリア前部にはさらに防水バッグなどを載せられるスペースが残っています。

便利なワン・キーシステム

使ってみて便利だと思ったのが、バイクのイグニッションキーがそのままトップボックスのキーになる「Honda ワン・キー・システム」ですね。鍵付きのトップボックスはいくらでもありますが、バイクとキーが共用できるのはやはりホンダ純正アクセサリーならではというところでしょう。

持ち出すキーが一本だけでいいというのは非常にスマート。

ロックを解除して、下部シリンダーを回せばトップボックスそのものも取り外すことができる。

トップボックスを取り付けるベースの形状はフラット。これだけ平なら別の大きなバッグを積むような場合にもトップボックスのベースをいちいち取り外さなくて済みそうです。

キャリアには荷かけフックも用意されており、トップボックス以外の荷物も積みやすそうです。

 

その他のCRF250ラリー用パーツ群

今回試乗したCRF250 RALLYには、トップボックス意外にも魅力的な専用アクセサリーがたくさん用意されています。
それに今回試乗した車両には、たくさんのアクセサリーパーツが取り付けられていました。せっかくなのでその使用感をこの場を借りてご紹介します!

アクセサリーソケット

メーカー希望小売価格 6,820円(消費税10%込み)

『HondaGO RIDE』アプリをはじめとするスマートフォンアプリを走行中に常時使用するためには、充電装置の存在が必須です。
このアクセサリーソケットがあれば、メーター上部のアクセサリー取り付けステーのすぐそばに給電ポイントを設けることができるのでとっても便利。給電容量も定格出力36Wとかなり余裕が持たされています。

アクセサリーソケット

アクセサリーソケット使用状況

■定格出力:36W(12V3A)
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スポーツ・グリップヒーター

メーカー希望小売価格 25,850円(消費税10%込み)

標準装着されているグリップと同等の細さ(僅かに0.6㎜だけ直径がアップ)を実現したグリップヒーター。
見た目がスマートなグリップ一体型のスイッチを採用し、5段階での温度調整が可能なほか、電圧監視装置を備えバッテリーに負担がかからないような工夫がこらされています。
また掌側と指側で発熱温度を20度近く変えるなどの工夫を盛り込むことで、十分な暖かさを確保しながら28Wという低めの最大消費電力を実現。路面が凍結するような環境や高速道路などでも使ってみたが、常に暖かさが感じられ、指先がかじかむことはありませんでした。

スポーツ・グリップヒーター(左側)

スポーツ・グリップヒーター(右側)

■最大消費電力:28W
※別途、必要取付パーツが必要です。
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ラリーステップ

メーカー希望小売価格 7,700円 (消費税10%込み)

標準装備のステップよりもさらに大きな踏面を持ち、モトクロス系レースマシンのような薄型のデザインを採用したステンレス製ワイドステップ。
外周部に加えて中央部にもスパイクを配列したことで、ブーツへのグリップ力が大きくアップ。より確実な踏みが可能となり、不整地などでのコントロール性が格段に良くなる。
ダートセクションでスタンディングをするライダーには特におすすめしたいパーツ。手頃な価格も魅力的です。

ラリーステップ(右側)

ラリーステップ(左側)

■材質:ステンレス
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CRF250 RALLYってこんなバイク

CRF250ラリー

249cc単気筒のエンジンを搭載するCRF250 RALLYは普通自動二輪免許で運転が可能。
オフロードバイクのCRF250Lと車体を共有するも、12リットルタンクにスクリーンと長距離ツーリングのしやすさが追求されており、CRF250Lよりも快適な幅広シートや振動の少ないハンドルなどを装備しています。

とはいえベースはオフロードバイクなので、ダート林道などの不整地走行ももちろん得意。これ一台あれば高速道路からダートロードまで道を選ばないアドベンチャーなツーリングが可能となります。

面白いのは、シート高の違う2種類のタイプが設定されていること。
スタンダードモデルがシート高830mmなのに対し、CRF250 RALLY<S>はシート高885mmと、オフロードでの走行性能を高めるためにシートが55mmも高く設定されています。

CRF250 RALLY|メーカー希望小売価格 741,400円(消費税10%込み)
CRF250 RALLY<S>|メーカー希望小売価格 741,400円(消費税10%込み)
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CRF250ラリー

CRF250ラリー

【文:谷田貝 洋暁(外部ライター)】

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