バイクに求めるものは人それぞれ。
26歳のカンタさんが大事にしているのは、パワーや速さではなく、快適性でもありません。
自分の求める世界観を広げてくれる存在であるかどうか、ということ。
そんなカンタさんに、CB1000Fを使っていただきました。
いったいどのように感じたのでしょう?
ライフスタイルとのマッチングが大事

カンタさんは、昔からアメリカンカルチャーとアメカジが大好き。
タフな雰囲気と長い歴史を感じさせながらも、カチッとしすぎないラフな雰囲気が重要だということです。
これがカンタさんのファッションだけでなく、ライフスタイルのベースになっているので、バイク選びに関してもこだわりがあります。

バイクの存在感は必要だけれど、主張しすぎていないことが大事だと思います。かっこいいライダーとバイクのあり方って、あくまでもライダーが主役で、バイクが脇役なんだと思うんですよ
そんなカンタさんから見て、CB1000Fはどのように感じたのでしょう?
第一印象を語っていただきました。
シックな感じがすごくいいですね。リッターバイクなりの迫力はあるけれど、個性が強すぎないから、自分のライフスタイルに自然に溶け込んでくれるような感じがします
50代のライダーにとっては、昔のCBを思い起こさせる部分もありますが、カンタさんは当時のことを知りません。
昔のCBのことは知らないけれど、なんとなくレトロな感じはします。ガチガチにレトロなイメージで押してないところも良いです。いろいろな意味でさりげないのは好印象です
スタイルとカラーリングはかなり気に入っていただいた様子です。
走りにも満足

バイクのデザインや雰囲気を重視するカンタさんですが、走りも大切なポイントです。
またがってバイクを起こした瞬間、「軽い」と一言。
1000ccもあるから重いのかと思っていたけれど、すごく軽くて取り回しが楽なんですね。足つきもいいです
それだけで、走り出すときの緊張感も消えたようです。
「ちょっと走ってきて良いですか」と言って、走り出しました。
戻ってきたカンタさんは笑顔。
CB1000Fは、予想以上に扱いやすかったと言います。
ハンドリングがいいです。ストリートでとても乗りやすいですね。交差点を曲がるだけでも楽しかった。基本的にバイクに乗るのは街なかとツーリングなので、こういうハンドリングのバイクがいいな、と思います
ところが、エンジンの力強さがやや物足りなく感じられたといいます。
そこで確認すると、ライディングモードがRAINに設定されていました。
力の出方が変わるんですか!? パワーモードを切り替えられるバイクに初めて乗ったので、わかりませんでした(笑)

あらためてSTANDARDモードとSPORTモードで走っていただきました。
エンジンの感じがぜんぜん変わりました。4気筒のリッターバイクは初めてなんですけど、すごくパワーがあるんですね

ストリートでの試乗だったため、ペースを上げた走りはしませんでしたが、それでも十分に楽しめたようです。
今までツインのバイクばかり乗っていて、マルチは乗りやすいだけでつまらないものかと思っていたんですが、排気音にも適度な迫力があるし、4気筒ならではのフィーリングが面白かった。下から力があるので、思い通りに走ってくれる感じです
これまで知らなかった楽しさがあった

学校を卒業後、自動車ディーラーで整備士として働いていたカンタさんは、将来、自分のバイクショップを構えたいと考えて転職。
現在はバイクショップで修業中です。
そんな中でCB1000Fに触れたことは、大きな刺激になったようです。
ファッションも乗り物も古いものが好きだったので、あまり新しいものに目を向けていなかったんですが、今回CB1000Fに乗ってみて、とても楽しくて魅力的なバイクだということがわかりました。このバイクなら自分のライフスタイルが広がりそうな気がします
アメカジ好きなカンタさんは、街を歩くときもバイクに乗るときもワークブーツを愛用しています。
とても履きやすく、さまざまなファッションに合わせやすいため、重宝しているのだとか。
初めて履いて以来、手放せない存在になっているのだそうです。
カンタさんにとってCB1000Fは、そんなワークブーツのような存在になったのかもしれません。
※今回の記事ではカンタさんにHonda GO BIKE GEARのCB1000F Tシャツを着用していたただきました。
【文/後藤武(外部ライター)】


















