バイクに乗るというのは皆さんにとってどういうイメージでしょうか?
趣味の世界なのでお金がかかるものと感じる方もいれば、車と違って費用を抑えられる移動手段と考える方もいると思います。
今回は実際にバイクに乗ろう!と思い立ってから実際に乗り始めるまでにどれくらいの金額がかかるのか、現ライダーの筆者がそれぞれの項目でかかる金額を計算して解説していきます!
乗り始めるまでにかかるのは主に4つ
実際に乗ろうと思い立ってから乗り始めるまでにお金がかかる項目は主に4つになります。
あくまで最低限の4つを挙げており、人によってはこれにプラスしてかかる場合もありますが、大きい金額をまとめると以下になると思います。
二輪免許教習料金

「バイクに乗ろう!」と思い立ったら一番最初に必要となるのは自動二輪の運転免許です。
まずは最もポピュラーな二輪免許であり、400cc以下の二輪車が運転できる普通自動二輪免許の平均的な料金からご紹介します。
教習所に通って免許を取得する場合、普通免許を所持していない方の平均的な費用は約15万円〜20万円ほど。
泊まり込みで教習を受ける合宿免許では時期によって相場が変わり、閑散期は約10万円〜15万円、学生の長期休みシーズンの繁忙期は約15万円〜20万円が相場となっています。
次に普通免許などを既に取得しており、学科教習が必要ない方の場合は、通いの場合は約12万円〜15万円が相場となっています。
合宿の場合は少し割り引かれて約8万円〜12万円が相場。
全体的な相場として自由なスケジュールで教習開始から1年以内に卒業できればOKな通い教習に比べ、決められた短期間に泊まり込みで教習を受ける合宿のほうが安い傾向にあります。

どちらが正解というわけではなく、人それぞれのライフスタイルに合った無理のない形での教習がベストですが、敢えて分けるとすれば、思い立ったら居ても立っても居られない、長期間の休みが取れるという方は合宿での教習がおすすめ。
逆に地道にしっかり学んだ上で丁寧にレベルを上げていきたいという方、運転に自信が無いという方は家から教習所に通っての教習がおすすめです。
もちろん教習金額の相場は時期や教習所によって変わってくるので、一度通える教習所、合宿で行ける教習所に確認しましょう。
かかる金額としては他免許を所持していない場合、約17万円前後あれば教習を受けることができ、免許センターでは学科試験受験料1,750円、免許証交付手数2,050円で普通自動二輪免許を取得することができます。
原付免許、小型限定普通二輪免許はもっと安い

最初から250cc、400ccクラスのバイクから乗るのではなく、50cc、125ccで乗りたいバイクがあるという方は、普通自動二輪免許以外にも原付免許、小型限定普通二輪免許という選択肢もあります。
原付免許は教習所に通う必要はなく、運転免許センターで学科試験に合格することで取得できます。
普通免許などの学科試験よりもハードルが低く、費用もお手頃のため、すぐに乗り始めたいという学生さんにもおすすめです。
受験料:1,600円
免許証交付手数料:2,350円
原付講習受講料:5,250円

次に125ccまでを運転することができる小型限定普通二輪免許は教習所に通うことが必要ですが、、普通免許を持っている場合でAT限定なら最短2日で取得することができる免許です。
普通免許無しの場合、MTの場合は教習所によって料金は異なりますが、約12万円〜15万円が相場となっています。
原付免許と違って、小型限定普通二輪免許があれば、普通免許、普通自動二輪免許の際に学科が免除されるので、その点お得かもしれません。
乗りたいバイクが決まっていて小排気量クラスに乗りたい方はこちらも合わせて検討してみてください。
ヘルメットなどの用品

ヘルメットはバイクを運転するうえで装着が義務付けられており、教習所の教習でも必要になってくる物です。
大体の教習所でヘルメットのレンタルを行っていますが、乗り始めたら必ず必要になるものなので、教習を始めるタイミングで買ってしまうのも一つの手だと思います。
ヘルメットは頭から顔までを覆うフルフェイスタイプ、頭だけを覆うジェットタイプがあり、好みのスタイルに合わせて選びましょう。
選ぶ基準として、125cc以上のバイクでの使用も想定されているSG規格やDOT規格といった安全基準に適合したものを選ぶ必要があります。
相場としてはかなり幅広いですが、お手頃なものだと約3万円〜5万円、標準クラスで約5万円〜8万円以上が相場となっています。
最初から長く使う想定で良いものを買うのも安心ですが、教習中に万が一転倒してしまったりしてヘルメットに傷がつくと乗り始める前からショックが大きく、一般的には一度大きな衝撃が加わったヘルメットは交換が必要になります。
なので最初は規格適合したお手頃なヘルメットからスタートして、バイクに慣れたら高いものを買う、というのがおすすめ。
ヘルメット以外にもグローブ、ブーツ、プロテクターなど買っておいたほうが良いものはありますが、プロテクターなどは教習所でレンタルできるのでまずは最低限ヘルメットだけは自分用を用意しておいたほうが教習が楽しく受けられると思います。
バイク車体の購入

無事教習が終わり、免許を取得できたらいよいよバイク車体の購入です!
教習の終わりが見え始めてきた時点で購入する方や、教習に通い始める前に契約してしまう方もいるので、購入、契約のタイミングは人それぞれです。
新車で購入する場合、250ccクラスの相場は約56万〜80万円前後で購入することができます。
400ccクラスの場合は約56万〜90万前後が相場となっています。

大切なのは写真だけで決めるのではなく、写真で雰囲気を掴んだらできる限り実車を見に行って跨ってみること。
「絶対にこれに乗る!」と決まっている方であれば目的の車種一択でOKだと思いますが、「こんな感じのバイクに乗りたい」という雰囲気だけは決まっているけど車種は決まっていないという方はある程度候補をつけて実車を見たほうが想像が膨らみやすいと思います。
バイクに乗り始めたらどうやって使うことが多いか、何ができるか、何がしたいかをイメージして選ぶとピッタリなタイプのバイクに出会えるはずです。
店員さんのアドバイスも重要になってくるので、希望を相談しながら実車を見て選んでみてください!
ここがバイクに乗り始めるまでで一番気持ちが盛り上がるポイントなので、ぜひ楽しみましょう!
まずはレンタルという選択肢も

バイクに乗りたいけど乗りたい車種は決まってない、駐輪場の問題で今はまだ買えないなど、免許を取得できても事情によって車体を購入することができない場合もあると思います。
そんなときにおすすめなのがレンタルバイク。
HondaGO BIKE RENTALはホンダ車をレンタルすることができ、1日ツーリングに出かけて自分にはどういうバイクが合っているのか、実際に乗って判断することができます。
購入前の試乗という意味でも活用できるので、購入する前に気になったバイクを全部乗ってみる!というのも可能です。
まずは検討しているモデルがどこでレンタルしているか、お近くの店舗から探してみてください!
任意保険の契約

免許が取得でき、車体も揃ったらあとは乗るだけですが、最後にもう一つだけ、任意保険の契約が必要です。
ナンバープレートを取得する時点で自賠責保険という強制的に加入が必要な保険に加入することになりますが、その保険だけではカバーしきれない部分を補ってくれるのが任意保険です。
公道を走る以上、どうしても危険は0ではないため、相手ではなく自分の過失によって事故を起こしてしまった場合、万が一に備えて任意保険に入っておかないと、最悪の場合高額な賠償責任によってその後のバイクライフが閉ざされてしまう可能性もあります。
任意保険は若いほうが高く、歳を重ねると安くなる傾向にあります。
相場の金額はこちら。
17歳〜20歳:年間約10万〜12万円
21歳〜25歳:年間約5万〜6万
25歳〜30歳:年間約4万〜5万
31歳〜:年間約3万〜4万
こちらはあくまで大体の相場となっており、保険会社によって金額は大きく異なるため、詳しい金額は保険会社に見積もりを取ってみてください。
決して安い金額ではありませんが、万が一のときに年間の保険料以上に助けてくれるのが任意保険なので、入っておいたほうが安心してバイクライフをスタートできます。
最初のハードルは高いけど、
今回はバイクに乗り始めるまでにかかる金額の相場を紹介してきました。
大体ですが、新車購入の場合80万〜100万円あれば教習料金から車体購入費用、保険や税金関係を支払うことができます。
若い年齢で簡単に用意できる金額ではないかもしれませんが、車体購入費用などはローンも含めて検討するなど様々な選択肢があります。
バイクは乗る人の世界を広げてくれるものであり、未知の経験と新しい出会いを与えてくれるものです。
これをクリアして乗り始めるバイクライフは乗る人の人生を豊かにしてくれるものだと思います。
ぜひこのハードルをクリアしてバイクライフをスタートしてください!
次回は乗り始めてから年間いくらかかるのか、ガソリン代や高速代、メンテナンス代などバイクを楽しむうえでの維持費を計算して紹介していきます!
【文/佐藤快(外部ライター)】



















