オイルはバイクの血液! メンテナンスに欠かせない「オイル交換」
安心してバイクに乗るためには、定期的な点検整備はかかせません。
点検整備の中でも、オイル交換はバイクライフの中でも頻度の高いメンテナンス。
お店で交換される方はもちろん、ご自身で交換される方も多いのではないでしょうか?
そもそもエンジンオイルは、エンジン内部の潤滑、冷却、洗浄、さび防止の役割を果たしておりエンジン内部を保護してくれています。
それが長時間の使用や高温下での連続使用によって酸化したり、燃焼ガスが流入するなどの過酷な条件の中で、オイルの果たす性能が徐々に劣化し、汚れてきます。
「人の血液」は腎臓できれいになってまた身体中を循環しますが、エンジンオイルの汚れ自身は元には 戻らないので、交換を行う必要があります。
新品から比較するとこんなにも違いがあり、汚れていくんですよね ~
こまめに「オイル交換」を行うことでエンジンの寿命を延ばす 燃費性能や出力性能を維持する 排気ガスの低減化 などの効果が期待できます。
エンジンが好調だと、ツーリングもさらに楽しくなりますよね!
今日からできる!エンジンオイル量のセルフチェック
エンジンオイルは、走行すると若干減っていきます。 これは燃焼時にシリンダー壁に付着したオイル等が、燃料とともに燃やされて排出されるからです。 その量は大変微量なので、頻繁にオイルを補充する必要はありませんが、乗り方によってはその消費量が増える場合もありオイル量が少なくなりすぎると、エンジン内部の摩耗や焼付きを起こす危険性もありますので、定期的なオイル量チェックが必要です。【エンジンオイル量を確認してみましょう】
チェックする前の共通の条件>
・数分間(3~5分程)、暖機運転をする。
・エンジンは停止し、2分程待って確認する。
・直立状態にて確認する。 ※サイドスタンドの状態ではなく車体を立てること。
①オイルレベルゲージタイプ 先端を拭いてねじ込みしないで差し込み確認する
②点検窓タイプ
①オイルレベルゲージタイプ ②点検窓タイプ ともにオイルの量が上限線と下限線の間に
オイルがあれば適正な オイル量となります。
チェックする際に オイルが真っ黒に なっていないかも確認してみてください。
「Pro Honda」とオイル
バイクにとってオイルは血液のようなもの。
愛車のコンディションを維持するためにオイル選びはとても重要であるだけでなく、エンジンの性能や燃費にも関係してきます。
今回、Honda純正オイルは名称を「Pro Honda」に統一し、ボトルパッケージを一新。
“純正の品格と高品質”をイメージしたカラーに、“ライダーと製品を力づける“ブランドコンセプトを表現したロゴを配したデザインに変更になりました。
バイクの性能を100%発揮させるオイル「Pro Honda」とオイルに関する豆知識をご説明いたします!
バイクライフをサポートするラインアップ
Pro Hondaのラインアップは、「4サイクルエンジン用オイル」5種類と「2サイクルエンジン用オイル」3種類。 「ブレーキフルード」1種類と「クッションオイル」2種類が設定されています。 全てのタイプでAPI品質規格は、二輪車用オイルとして最上位グレードの「SL」になっています。4サイクルエンジン用オイル
RACING
PREMIUM SPORTS
SPORTS
STANDARD
SCOOTER
2サイクルエンジン用オイル
Hondaが作った2サイクルバイクに乗られているお客様向けに2サイクルエンジン用オイルもラインアップしています。
GR 2
SUPER FINE
2 SUPER
ブレーキフルード
BRAKE FLUID
クッションオイル
サスペンションの中で部品を潤滑するだけでなく、ダンピングという力を発生させてショックを吸収するのがクッションオイルの役目。
バイクの整備ではフロントフォークのオイル交換やオーバーホールなどで使用されます。
5W、10Wというのはオイルの硬さを表していて、粘度が変わるとサスペンションの特性も変化します。
交換するときはバイクの推奨オイル粘度を確認するようにしてください。
CUSHION OIL 5W
CUSHION OIL 10W
純正オイルをオススメする理由
Pro Hondaをオススメするのは、エンジンやサスペンション、ブレーキの性能を最大限に引き出せるからというだけではありません。
Hondaのバイクに乗っている皆さんに安心して使っていただけるからです。
オイルには性能を表す色々な規格があります。
Hondaのオイルはそれらの規格をクリアしているだけでなく、高温度、高負荷、長時間などに関して独自の社内評価基準を設けてテストを行い、Pro Hondaの品質を保証しています。
低粘度のオイルは良いの?
「5W-30」などの表記は、SAE規格(粘度)。粘度とはオイルの「硬さ」のことで、オイルの低温・高温時の特性を示しており、数字が小さいと柔らかくてサラサラで、大きいほど硬くてドロっとしたオイルであることを示しています。 例えば、STANDARDやSCOOTERなどのSAE規格「5W-30」。
左の「5W」は低温時の粘度で、数字が小さいほど寒さに強く、抵抗が少ない傾向にあります。
一方、「30」の数字は高温時の粘度のこと。数字の大きい(硬い)ほうが、熱さに強くなる(潤滑性を維持できる)傾向にあります。
エンジンの部品はオイルに浸っていたり、ポンプでオイルを送り出りするので、低温時のときにオイルが硬いとエンジン始動するために必要な動力が大きくなってしまいエンジンに負荷がかってしまいます。
しかし、低粘度であれば低温時も軽く動き、特に冬場のエンジン始動負荷を軽減するので始動性が良くなります。
そして、柔らかいオイルは抵抗も少なくエンジンもスムーズでレスポンスも良いので、燃費にも貢献してくれるのです。
Pro Hondaは低粘度オイルを中心に取り扱っておりますが、オイル自体の性能が良いので、過酷な環境でも十分な潤滑性能を発揮できるようになっています。
十分な潤滑性能を備えたうえで摩擦も少ないから、ハイパフォーマンスエンジンなどの性能を引き出してくれます。
バイクにとっての“血液” ぜひご確認ください!
バイクの性能を100%発揮させるには、最適なオイルを使用することが重要です。
愛車の性能を引き出し、長く好調を維持していくために、Hondaのバイクのために開発されたPro Hondaの使用をオススメします!
「Pro Honda」にブランドを一新したHonda純正オイルは、4月より発売。
ぜひ愛車のエンジンオイルなど確認してみてください!
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