街乗りじゃ物足りない。愛車の『CBR400R』をもっと楽しみたい！ そう感じたら街から飛び出して郊外へ！
でも、はじめてのツーリングって何をすればいいんでしょう？
CBR400Rでツーリングデビュー！
CBR400Rを手にいれて、愛車の運転にも慣れてきた。
そうなると挑戦してみたくなるのが『バイクツーリング』という人は多いと思います。
けれどはじめてのツーリングって、何をしていいのかわからない……
基本的にバイクの楽しみかたは自由なものですが、貴方がもしツーリングビギナーだったら、ちょっと試してみて欲しい『CBR400Rの遊びかた』がコチラです！
まずは1度『やってみる』ことが何より大事！
はじめてのツーリングは何かと不安が多いと思います。
どれくらい遠くまで走っていけるのか。自分の体力は持つのか。コースのプランニングや目的地は？
走り出す前に考えることはたくさんありますが、実のところ『経験してみないとわからないこと』っていうのがバイクツーリングにはたくさんあります。でもそれでいいんです。誰だって最初はビギナーなんですから。
なので、ツーリングデビューにおいていちばん大事なことは『やってみる』こと。
すこし乱暴に聞こえるかもしれませんが、準備に準備を重ねてもイレギュラーが起きる時は起きます。これはビギナーでもベテランライダーでも同じですが、ツーリングっていうのは『だいたい予定どおりには進まないもの』という側面があるものなんです。
CBR400Rはフルカウル装備のスポーツバイクですが、ツーリングも楽しめる懐の深さがあるバイクです。愛車を信じて、まずは一歩を踏み出してみて！
早朝のワインディング
せっかくフルカウル＆セパレートハンドルに加えて、スポーティな走りの性能を与えられたCBR400Rのオーナーになったのであれば、そのポテンシャルを味わい尽くしたくなるのは当然のこと。
そこで、やってみてほしいのが早朝のワインディング・クルージングです。
CBR400Rは『CBR-RR』シリーズのようなスーパースポーツではありませんが、それでもHondaの『CBR』を名乗るバイク。そのスポーティさを突き詰めるとベテランでも侮れるものではありませんが、それと同時にビギナーライダーにも『バイクを操る喜び』を体感しやすいというメリットがあります。
ちなみにバイクはアクセル一定で漫然と走っていても『スポーティさ』を感じられるものではありません。だからこそ道が空いている早朝がおすすめ。無意味にスピードを出す必要はありませんが、ブレーキとアクセルを駆使して、イメージ通りにCBR400Rを操れるかどうかやってみてください。
仮に走り慣れたワインディングでも、イメージ通りにバイクを走らせるというのは意外と難しいものです。だけど、難しいからこそ、そこには楽しさがあります。
CBR400Rはベテランライダーをも満足させるポテンシャルを秘めたバイクなので、夜も明けやらぬ早朝からパッと走り出し、お気に入りのワインディングを走ってサッと帰ってくるなんて楽しみ方にも対応してくれます。朝のワインディングは短時間でも、高い満足感を感じさせてくれるはず！ ……あ、でもスピードの出しすぎはダメですからね？
短期決戦型グルメツーリング
先の『早朝ワインディング』より、もうすこしライトに楽しみたい人には片道1～2時間くらいで走り切れる範囲の『グルメ』を目的にするのがおすすめ！
高速道路で一気に距離を稼いで、ちょっとした非日常を味わいつつ、おいしいものを食べることで満足感も高まります。
CBR400Rのライディングポジションは『セパレートハンドルのスポーツバイク』として考えれば、かなり快適な部類になりますが、それでも前傾姿勢であることに変わりはありません。
なのでビギナーのうちは、目的をひとつに絞ってヒット＆アウェイなツーリングスタイルがおすすめ！
疲れを感じる前に辿り着ける目的地を設定し、一気に走って、休憩がてら美食に舌鼓。食べ終わったらのんびり帰路へ。
色々と欲張らないシンプルなスタイルですが、スポーティなスタイルの『CBR400R』にはぴったりのツーリングスタイルでもあります。短期決戦型グルメツーリング、ぜひ一度試してみてください。思った以上に充実感があるはずです！
道の駅スタンプラリー
そして、CBR400Rのツーリングスタイルでちょっとおすすめしたいのが『道の駅スタンプラリー』です。
全国にある道の駅を巡るスタンプラリーですが、実はこのツーリングスタイルはCBR400Rのようなスポーツバイクのライダーにもかなりおすすめできます。
この道の駅スタンプラリーの何が良いかって、まず『近場からはじめられること』に他なりません。
経験がなくて、自分がCBR400Rでどれくらいの距離を走れるかわからない。そんな人も、近場の道の駅からスタートしていけば、自然に『自分のちょうどいいツーリングペース』を見つけることができます。それに、目的地が遠くない場合は荷物が少なくできるのもメリット。気軽に走り出すことができます。
しかも道の駅は、その土地の名産品や旬の食べ物、ご当地グルメなどが集結している場所なので走り以外の部分でも満足できます。
ただし、大きな荷物は持てないのが『バイクの宿命』なので、お土産などは宅急便なども駆使しつつ……
もっとライトに楽しむならば、道の駅に高確率で存在する『ご当地ソフト』を味わうというのもおすすめ。お手軽ですが、けっこう満足できますよ？
ちなみにスタンプブックには現在いる道の駅の『周辺にある道の駅』が掲載されているので、次の目的地にも困りません。時間や体力と相談しつつ、のんびり楽しんでみてください。
割引クーポンやプレゼントがもらえる、といった特典もあったりするのでお得感も満載です！
スポーティさも、ツーリングもCBR400Rなら一挙両得！
CBR400Rは本格的なスポーティスタイルでありながら、運転してみると快適性や優しさも感じられる万能型フルカウルスポーツです。
今回は気軽にチャレンジできるライフスタイルを提案していますが、やろうと思えば北海道ツーリングだって普通にできます。愛車の楽しさを引き出すのは、どこまでいってもオーナー次第。既成概念にとらわれることなく、自分らしいスタイルで『CBR400R』を楽しんでくださいね！
【文／北岡博樹（外部ライター）】
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