次世代“CB400SF”として登場が期待されていたロードスポーツバイク「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」が2026年8月21日についに発売されました。今回はCB400 SUPER FOUR E-Clutchの装備解説に加えて、実際に跨ってみての感想など「基本となる情報」をお伝えします!
※この記事は2026年10月1日発売号の『月刊オードバイ11月号』に掲載されたものを編集・一部抜粋して転載しています。
Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutch(2026)

1992年に初代モデルが登場して以来、長年にわたって400ccクラスのスタンダードとして親しまれてきた「CB400 SUPER FOUR」。その名を受け継ぐ新型モデルが、2026年8月に発売された「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」です。
今回の新型は、これまでのCB400 SUPER FOURが持っていた扱いやすさや親しみやすさを大切にしながら、現代のライダーが求める性能や装備を大幅にアップデート。車名にもある通り、Honda独自の「Honda E-Clutch」を標準装備し、発進や停止、シフトチェンジといった場面でクラッチ操作を電子制御によってサポートしてくれます。
しかも、クラッチレバーを操作すれば従来のマニュアル車と同じように自分でクラッチを操ることも可能。バイクを操る楽しさを残したまま、面倒な操作だけを上手にアシストしてくれるのが大きな特徴です。

もちろん、進化したのはHonda E-Clutchだけではありません。エンジンは399ccの水冷直列4気筒を搭載し、最高出力は58PSを発揮。スロットルバイワイヤを採用することで、低~中回転域の扱いやすさと、高回転までスムーズに吹け上がる直列4気筒ならではのフィーリングを両立しています。さらに車体も完全新設計となり、車両重量は187kg。先代モデルから大幅な軽量化を実現し、軽快なハンドリングにも磨きをかけています。
デザインは、歴代CB400 SUPER FOURのイメージを受け継ぎながらも、タンクからテールへと続くプロポーションやLEDライトなどを現代的にアレンジ。往年のCBらしさと最新モデルらしい新しさが同居したスタイルに仕上がっています。
では、実際に車両をじっくり見ながら、新型CB400 SUPER FOUR E-Clutchの各部をチェックしていきましょう。
■Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutch 価格:99万8800円(10%消費税込み) 発売:2026年8月21日
CB400 SUPER FOUR E-Clutchの乗車姿勢や足つき性は?

ライダー身長:176㎝ 体重:62㎏
先代のSFよりもステップ位置が低くなり、ヒザの曲がりが減った。「長時間でも尻が痛くならないこと」に拘って制作されたシート、ハンドル形状と合わせ、快適性はさらに向上。 CBRは同じ下半身のゆとりを保ちつつ、幅狭セパハンで自然な前傾姿勢に。前輪を押さえやすく、高速巡航とスポーツ性を両立しています。(太田安治/月刊オートバイ)
CB400 SUPER FOUR E-Clutchのカラーバリエーションは?

CB400 SUPER FOUR E-Clutchのカラーバリエーションは全4色。左からウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)、キャンディークロモスフィアレッド(レッドストライプ)、ロスホワイト(レッドストライプ)、マットバリスティックブラックメタリック(ブルーストライプ)がラインアップされています。いずれのカラーも車両本体価格は99万8800円(10%消費税込み)となっております。
CB400 SUPER FOUR E-Clutchの主要装備を解説


5インチフルカラーTFTは、表示レイアウトを3種類から選択可能。速度・回転数に加え、走行モード、Eクラッチの変速操作フィーリング、スマホ連携によるナビなどを見やすく集約しています。

新設計の水冷DOHC4バルブ並列4気筒は、TBWと低フリクション化、高圧縮化で全域にわたり滑らかな出力を追求。58PSを11500rpmで発生し、低中回転の力強さから高回転域の伸びまで、直4らしい高揚感を味わわせてくれます。

発進・変速・停止時のクラッチ操作を電子制御で担うEクラッチを搭載。街乗りからワインディングまで直4の走りを軽快に楽しめます。

軽やかな並列4気筒サウンドは、回転を上げるごとに表情を変え、やがて澄み切った高音域へと駆け上がる。昂揚感を誘う排気音が魅力です。


左スイッチボックスは、走行モード選択や表示切替、Eクラッチ設定などを手元で直感的に操作できます。

φ41㎜KYB製倒立フォークにNISSIN製4POTラジアルマウントキャリパーとφ296㎜のデ ィスクをセット。

プロリンク式モノショックとスイングアームを組み合わせ、幅広い路面状況の入力を丁寧に受け止め、乗り心地と安定感を両立しています。

LEDテールは往年のCBらしい端正なテールまわりに現代性を加えたデザインを採用。あえて丸型二眼のLEDテールランプを採用することでネイキッドらしい端正な後ろ姿を演出しています。

CBはスリムなタンクまわりとアップライトな姿勢で膝まわりに余裕を確保し、日常からツーリングまで自然にフ ィット。絞り込んだタンク後端と自然なライディングポジションにより、加減速・旋回時の荷重入力をしやすくしています。


CB400SFのシートは前端を絞りつつ厚みを確保した一体型で、アップライト姿勢や長距離の快適性を重視している。シート下はメインハーネスやケーブル類が張り巡られていますが、ETC車載器を搭載できる程度のスペースは確保されています。
【Honda CB400 SUPER FOUR E-Clutch 公式サイト】
【Honda CBシリーズ スペシャルサイト】
【文/オートバイ編集部(外部ライター)撮影/赤松 孝、関野 温】


















