限られた自由時間を最高のひとときにしてくれるHAWK 11（ホーク）と共に非日常の世界へ。普段の「半日の自由」じゃない。1日24時間でどこまでできる？
大人は、けっこう忙しい
実際になってみないとわからないものだけれど、大人っていうのは、思った以上に時間が無い。
人によって環境は異なるにしても、年齢と共に仕事には責任が出てくるし、家庭のこともある。平日は当然のように仕事で忙殺。子供がいる人であれば帰宅してからもそれほどゆっくりできないかもしれない。じゃあそれで週末、あるいは休日も自由に羽根を伸ばせるかというと……これが意外とそうでもない。
家族サービスやら平日にできなかった家のことやら、あっという間に時間は過ぎ去っていく。まぁ、その暮らしは幸せを含むものだから嫌って言う訳じゃないんだけれど、基本的には大人の男に『自由』など無いに等しいのだ。
けれどそんな中でも、努力次第で捻出できる自由時間があるとすれば、それはせいぜい半日程度。
だけど幸いにして我々ライダーには、そんな『男の時間』を最大化できる手段がある。もちろん、バイクだ。そしてHAWK 11（ホーク11）を愛車に選んだご同輩がたであれば、お気に入りのワインディングを愛機と共に駆け抜ける時間が至福だということを既にご存じだろうと思う。
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ただ……ごく稀に、もしくは奇跡的に。まるっと1日、自由が手に入ることがある。年に1～2回あるかどうがだが、例えば妻と子供が一緒に1日出掛けたりとか、そういうチャンスだ。『あなた1日、好きにしてていいわよ？』なんて言われたりして……そこから、ライダーとしての本能が動き出す。
限られた自由を全力で楽しむ
1日、24時間。実際のところは朝から夜まで、と考えれば24時間まるごとは使えない。その中で何ができるか？ を考える。
そして我々が思いつくことと言えば、やはりバイク。しかも『普段はできないツーリング』がしたい！
そこで何ができるか。今回はその『妄想レベルのこと』を実行してみた次第だ。
今の時代、例えば東京に住んでいたって、飛行機を使えば数時間で、憧れの北の大地たる北海道にだって行ける。
だけど流石に北海道は広大すぎて朝イチの飛行機で現地へ飛んだとしても、できることは限定的。それじゃあ意味が無い。
だったら南だ。
北海道に次ぐライダーの憧れ。そしてHonda乗りにとっての聖地、熊本／阿蘇ならば……
日帰り『阿蘇ツーリング』という弾丸行程
日帰りで阿蘇ツーリングなんて、バカバカしいと思うかもしれない。普通の人にこんな話をしたら『せっかく九州まで行くのに、そんなのもったいない』なんて言われて話は終わりだろう。だけどバイク乗りは、そういった『普通の感覚』とはちょっと違う感性を持っているはず。
これはそう……いわゆる弾丸ツーリングだ。
だけど体力的に負担の強い、無茶なツーリングをしたって楽しくない。バイクに乗る大人のマナーとして、安全に対するリスクヘッジも必要だから『弾丸だけど強行じゃない』ことが条件になる。
だから飛行機＆レンタルバイク。ちょっとおカネはかかるけど……そこはほら？ 大人には『若者にはない余裕』ってものがあるはず。
そしてもちろん借りるバイクは、愛機と同じ『HAWK 11』一択だ。
朝イチの便に飛び乗り、阿蘇くまもと空港。HondaGO BIKE RENTALを使ってHAWK 11を予約したのは、空港から最寄りのHonda Dream東熊本。空港からのアクセスは、距離にして10kmも無いので、思い切ってタクシーに乗ってしまったほうがいい。
忙しい大人にとっては時間こそがすべて。『時は金なり』とはよく言ったものだ。
ちなみに東京／羽田空港を朝イチに出てタクシーを使えば、HondaDream東熊本がオープンするAM10時には余裕で間に合う。
乗る時に着慣れている『いつもの装備』を身に着ければ、気分だって普段通り。HAWK乗りとして、スイッチが入る。
予約から決済まで、すべてがスマホひとつで完結するHondaGO BIKE RENTALは、バイクを借りだす際に煩雑な事務手続きがほとんどない。この気軽さ、一度味わうとクセになりそうなところは逆に怖いが（笑）
実体験として言えばHAWK 11を借りる手続きよりも、着替えやHonda Dream東熊本の店内に展示された新作アパレルなどに目移りしている時間のほうが長かったくらい。だけど、居心地がいいからって、ここで時間を無駄しては本末転倒。
すこしばかり後ろ髪を引かれる想いはあるが、走り出す。
いざ、阿蘇へ！
今回は8時間レンタルで、お店のオープンから返却18時までの8時間がリミット。
ココロが踊り出す、大人の弾丸ツーリング。どこまでやれるかは走ってみなけりゃわからないけど、ここまで来たら……後は全力で楽しむのみ！
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【文／北岡博樹（外部ライター）】
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【文／北岡博樹（外部ライター）】
