HONDA

HAWK 11(ホーク11)で走りたい『全国の峠道・ワインディングロード』11番勝負!【HAWK 11に、乗る/日本のおすすめ11ロード】

ロケットカウルと前傾姿勢のスポーティなスタイルで登場したHAWK 11。今回はそんなHAWK 11で走りたい全国のオススメ峠道を11ヶ所に厳選してご紹介します!

HAWK 11(ホーク 11)で走りたい全国のワインディングを11ヶ所に厳選!

「THE WINDING SPORTS」のキャッチフレーズで登場した、Hondaの大型オンロードスポーツ『HAWK 11』。

 

これまでのHondaとは違う、全く新しいロケットカウルの大型ロードスポーツとして誕生したHAWK 11は「数字では表せられない走りの楽しさ」が詰まったワインディング・スポーツモデルです。

HAWK 11の開発者達の想いがそのままカタチになったようなスタイルと、一度見たら忘れられないデザイン。それでいてカタチだけじゃない、大人のバイク好きが愉しむためのスポーツ性能がぎっしり詰まっているのです。

 

そこで今回は、HAWK 11の走りを思う存分に楽しめる至極のワインディングロードを、全国11ヶ所に厳選してピックアップしてみました。

 

デザインやスタイリングに見た目に目が行きがちですが、ひと度HAWK 11に跨れば、その先は別世界。さあ、全国にある11ヶ所のおすすめワインディングコースへ出発です!

【1.北海道】北の大地のワインディングならココ『オロフレ峠』

北の大地「北海道」といえば、どこまでも続く直線道路や、広大な景色が広がる大自然のイメージが強いので、曲がりくねったカーブやワインディングルートを思い浮かべる方が少し困難かもしれません。

 

そんな北海道でHAWK 11のワインディングを楽しみたいなら、壮瞥町と登別市の境にある道道2号の「オロフレ峠」がオススメ。

 

山岳地帯の数も少ない北海道では、一番標高が高いとされる「旭岳」でも約2291mしかなく、オロフレ山の標高は約1230m。麓から山頂までの高低差も少ないのですが、その分、スピーディに曲がれる高速コーナーと緩やかなアップダウンが楽しめるワインディングルートになっています。

 

ハイライトのオロフレ展望台からは、太平洋や倶多楽湖、洞爺湖や羊蹄山など、北海道の雄大な景色を一望することができ、大人のワインディングを楽しめるHAWK 11にピッタリの山岳ルートです。

 

 


通行料金:なし
冬季閉鎖:冬期間夜間(17:00から翌朝9:00まで)通行止めあり
問:道路交通情報センター北海道 TEL:050-3369-6601
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/index.html


【2.青森県】全69ヶ所のコーナーに挑め!『津軽岩木スカイライン』

青森県弘前市に位置し、津軽平野に独立峰としてそびえる“岩木山”を登るための山岳道路が「津軽岩木スカイライン」です。

 

全長は9.8kmほどで距離は短めですが、岩木山8合目の標高1247m地点まで、800m近い標高差を一気に駆け上がるスーパー・ワインディングロードになっています。

 

航空写真から見た写真からもわかるとおり、まるで山を縫ったような九十九折れの道が続き、そのコーナーの数はなんと69ヶ所! しかも、ほぼ全てのカーブがタイトなコーナーの連続なので、登り下りのコーナーを合わせると138回もコーナリングを味わえます。

 

有料道路ではありますが、東北エリアでHAWK 11が持つ抜群のコーナリング性能を味わうなら、69個のコーナーが楽しめる「津軽岩木スカイライン」がベストスポットかもしれません。

 


通行料金:二輪1000円
冬季閉鎖:1月上旬〜4月下旬
問:津軽岩木スカイライン事務局 TEL:0172-83-2314
http://www.iwaki-skyline.jp/


【3.岩手県】標高1613mの山岳ワインディング『八幡平アスピーテライン』

岩手県と秋田県の県境に広がる県道23号線の山岳道路が「八幡平アスピーテライン」です。

 

“アスピーテ”とは楯状火山のことで、武器の楯を伏せたような形の山岳地帯を差し、火山地帯の山岳道路らしく曲がりくねったワインディングロードが続きます。

 

八幡平アスピーテラインは全長およそ26km、最高地点の標高は1613mと比較的低めの山ですが、景色が見渡せるストレートの直線や、車体を思いっきり傾けて曲がれるタイトコーナーが混在しているので、HAWK 11の持つエンジン性能やコーナリング性能を存分に楽しめるルートです。

 

かつては有料道路でしたが、現在では無料解放され、秋田県や岩手県エリアのおすすめワインディングルートになっています。


通行料金:なし
冬季閉鎖:11月上旬〜4月下旬
問:八幡平市観光協会 TEL:0195-78-3500
http://www.hachimantai.or.jp/


【4.福島県】東北エリア屈指の絶景ロード『磐梯吾妻スカイライン』

東北エリアの絶景ロードの中でも風景のダイナミックさや走り応えにおいてもトップクラスの絶景ルートが「磐梯吾妻スカイライン」です。

 

福島県の猪苗代地方に位置し、東北自動車道の福島西から磐梯方面まで続く山岳道路です。かつては有料道路でしたが、平成25年7月25日から一般の県道として無料開放されました。

 

スカイラインのハイライトとなる標高1600m付近の浄土平は、火山の荒漠で剥き出しになった大地が広がり、多くのツーリングライダーが訪れます。

 

磐梯吾妻スカイラインの単体の全長は28.7㎞ですが、付近には「磐梯山ゴールドライン」や「西吾妻スカイバレー」などの福島絶景ラインが点在しているので、ツーリングルートが組み立てやすく、爽快なワインディングが楽しめます。

東北エリアでHAWK 11に乗ってツーリングやワインディングを楽しみたいならココは外せないでしょう!

 


磐梯吾妻スカイライン

通行料金:なし
冬季閉鎖:11月中旬〜4月中旬
問:裏磐梯観光協会 TEL:0241-32-2349
http://www.urabandai-inf.com/


【5.群馬県】究極のクネクネ道をHAWK 11で走る『旧碓氷峠(国道18号)』

長野県軽井沢町と群馬県安中市松井田町の県境に位置する峠道が「旧碓氷峠」です。

 

かつては中山道の難所として知られた峠ですが、道路が整備されたことで碓氷峠越えもクルマやバイクなら比較的スムーズに通行できるようになりました。

 

しかし長野県と群馬県を繋ぐ険しい山々を切り開いて作られた道のため、先の予測がつかないほどの曲がりくねった道が続きます。

 

直線ストレートは少ないですが、常に左右のコーナーが続くテクニカルなワインディングロードになっているので、是非、HAWK 11のコーナリング性能を味わってみてください。

 


通行料金:なし
冬季閉鎖:11月中旬〜4月中旬
問:軽井沢観光協会 TEL:0267-42-5538
https://karuizawa-kankokyokai.jp/


【6.群馬県】直線道路とワインディングが同時に楽しめる『榛名山道路(県道33号)』

群馬エリアのツーリングスポットとして人気の榛名山には、タイトなワインディングと気持ちいストレートの両方が味わえる「榛名山道路(県道33号)」があります。

 

関越道渋川伊香保ICを降り、渋川市内を抜けて伊香保温泉に向う榛名山道路は、ワインディングロードと直線路の組み合わせが絶妙で、まさにHAWK 11で大人の休日を楽しむのにピッタリのコースです。

 

榛名山道路の連続コーナーの後に待ち受けているのが、超ロングストレートが味わえるメロディーラインもあります。

 

榛名山の中腹には、名湯「伊香保温泉」もありますので、束の間の休日にはHAWK 11で榛名のワインディングを味わって名湯に浸かる“温泉ツーリング”を楽しんでみてはいかかでしょうか?

 


通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:榛名観光協会 TEL:027-374-5111
https://www.city.takasaki.gunma.jp/


【7.神奈川県】箱根エリア屈指の絶景ワインディング『芦ノ湖スカイライン』

静岡県と神奈川県の県境に位置し、芦ノ湖の西側を横断するように走る山岳ワインディングが「芦ノ湖スカイライン」です。

 

全長約10.7kmほどの有料道路ではありますが、東京都心からでもアクセスしやすく、ちょっとした時間や日帰りツーリングでも楽しめるワインディングロードです。

 

どんなバイクでも走りやすいワイドコーナーとアップダウンを駆け抜ける爽快感があり、首都圏のライダーは、箱根が誇る「アネスト岩田ターンパイク箱根」や「箱根スカイライン」の3つを走りつないでツーリングをするのが定番ルート。

 

芦ノ湖を眼下に望める展望スポットもあり、天気が良ければ富士山の眺望に巡り会えます。

 

忙しい大人のバイクライフにもピッタリの場所なので、HAWK 11で束の間の箱根ワインディングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 


通行料金:270 円(特別区間は50円)
冬季閉鎖:なし(天候により通行止あり)
問:芦ノ湖スカイライン TEL:00460-83-6361
http://www.ashinoko-skyline.co.jp/


【8.福井県】タイトな山岳コーナリングが楽しめる『三方五湖レインボーライン』

福井県の若狭湾エリアに位置する三方五湖を、縫うように走れる爽快ルートが「三方五湖レンボーライン」です。

 

東尋坊をはじめとする海食崖が美しいこのエリアは、若狭湾のリアス式海岸をはじめ、久々子湖や日向湖などの三方五湖を一望しながら走ることができる山岳ルートになっています。

 

美浜町と若狭町を繋ぎ、稜線を縫うように細い道はクネクネと曲がった細かいコーナーが点在し、テクニカルなバイクライディングが楽しめるので、HAWK 11のコーナリング性能が存分に体感できる道です。

 

2022年10月1日から有料だったレインボーラインが「県道三方五湖レインボーライン線」に名称変更されるとともに、通行料が無料になりました。

 

 

【9.三重県】海とワインディングが一緒に楽しめる『伊勢志摩パールロード』

鳥羽と志摩を南北に結ぶ、全長23.8kmのドライブウェイが「伊勢志摩パールロード」です。

 

三河エリアや関西方面からもアクセスしやすく、冬でも走れる無料のハイウェイロードとして人気の道になっています。

 

志摩半島には伊勢と志摩を東西に結んでいる「伊勢志摩スカイライン」もあるので、組み合わせて走れば全長40kmの天空ワインディングコースが完成します。

 

周囲に高い山がないので眺望が素晴らしく、海も山も同時に楽しめる道なので、HAWK 11でコーナリングも景色も楽しみたいならここがオススメです。

 


通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:鳥羽市観光課 TEL:0599-25-1157
http://www.toba-tenboudai.com/


【10.高知–愛媛県】西日本一の石鎚山へと続く天空の道『UFOライン』

四国エリアの高知県と愛媛県に跨り、西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる道路が「UFOライン」です。

 

“UFOライン”の名前の由来は、この場所で未確認飛行物体の目撃情報が多いことと、雄大な山である「雄峰」をかけてつけられた呼び名だといわれますが、正式名称は「いの町道 瓶ケ森線」。

 

標高1300m~1700mの尾根沿いを縫うように走れる天空の道として四国のツーリングライダーから人気があります。

 

全長は約26kmにも及び、その道のほとんどが曲がりくねったワインディングロードになっているので、コーナリング性能が高いHAWK 11にピッタリの道になっています。

 

同じく四国山地を走る「石鎚(いしづち)スカイライン」から経由している道なので、組み合わせれば四国の山並みを一望する絶景のワインディングコースが完成します。

 


通行料金:なし
冬季閉鎖:11月下旬~4月中旬
問:いの町観光協会 TEL:088-893-1211
https://www.inofan.jp/


【11.熊本県】九州エリアで一度は走っておくべき道『阿蘇パノラマライン』

熊本の阿蘇エリアは壮大な絶景道が数多く点在しますが、阿蘇をツーリングするなら必ず走っておきたい道が『阿蘇パノラマライン』。

 

ハイライトは標高1150mの山上広場ですが、阿蘇パノラマラインは「坊中線」「吉田線」「下野線」と呼ばれる『3つの道』で構成されています。

 

阿蘇山上に向けて標高を徐々に上げて走る「坊中線」は、樹林帯に囲まれた道を抜けると阿蘇らしい大パノラマが広がる農道ルートです。

 

特に阿蘇パノラマラインの中間くらいに位置する「吉田線」は、HAWK 11にピッタリのワインディングロードもあり、開けたパノラマコースもありと、進めば進むほど景色が変わるバリエーションに富んだ道になっています。

 


通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:阿蘇市観光協会 TEL:0967-34-1600
http://www.asocity-kanko.jp/


いかがでしたか?

 

今回は、HAWK 11で走りたい至極のワインディングロードを“イレブン”にかけて11ヶ所に厳選してピックアップしてみました。

 

忙しい大人の束の間の休日に、これらの至極のワインディングロードをHAWK 11で体験してみてくださいね!

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

一覧へ戻る

関連記事

    PICKUP