山下さんはリターンライダーです。 25歳で一度バイクから降りていましたが「60歳を超えるとビックバイクへの挑戦が難しくなるぞ」と友人たちに言われて3年前に大型二輪免許を取得。
ライダーに返り咲きました。 そんな山下さんは、どんなキッカケでHAWK 11に乗ることになり、どのように感じているのでしょうか。
HAWK 11に乗る運命だった!?
山下さんがHAWK 11を知ったのはインターネット。 発売の告知を見た瞬間、そのデザインに吸い寄せられました。
「ロケットカウルに目を奪われました。興味が湧いていろいろ調べていいるうちに、LPL(開発責任者)である後藤悌四郎さんの存在を知りました。自分と同い年の人が、こういうロケットカウル付きのバイクを作ったんだということに、なんだか運命的なものを感じたんですよ。
情報を集めていくうちに、どんどん親近感が強くなっていって『このバイクを買わなきゃいかん!』と思うようになりました(笑) 」
注文して納車されるまでは頭の中がHAWK 11一色の状態。 待ちきれずにレンタルでもHAWK 11を借りるなどして、納車される日を心待ちにしていたと言います。
自分が上手くなったと思うほどの乗りやすさ
HAWK 11が自分のものになってからは自宅がある三重から奈良まで出かけて行き、色々なワインディングを楽しみました。 そこで山下さんを喜ばせたのがHAWK 11のハンドリングです。
「とても乗りやすいし、コーナーリング性能が素晴らしいので『俺、上手いやん』と錯覚してしまうほどでした(笑)。今まで乗ってきたバイクに比べると、ライダーが頑張らなくてもバイクがカバーしてくれる部分が大きい感じですね。だから気持ちにも余裕が出て、そんなに飛ばさなくても結果的に面白い。ワインディングがあまりに気持ちよいのでスカイラインをハシゴしたくらいです(笑)」
HAWK 11のハンドリングは、山下さんを夢中にさせているようです。
1100ccのツインエンジンが生み出すパワーとフィーリングもお気に入りのポイント。
「270度クランクの鼓動感と排気音も気に入っています。ごはんを食べるのも忘れてしまうほど走るのが楽しいんですよ(笑) それくらい夢中にさせてくれるバイクです」
走るほどにHAWK 11が好きになる
山下さんのマシンには、ツーリングのためにオプションのカービングシェルケースとシェルシートバッグSSが装着されていました。
HAWK 11のデザインと違和感なくマッチングし、一泊分の荷物程度はすべてスマートに収納することができます。
防水で荷物が簡単に取り出せるなど使い勝手が良いので、普段の日帰りツーリングなどでも重宝しそう。
車体にシッカリと固定されてグラつくこともなく、空力特性にも優れているのでマシンの挙動にも悪影響を与えないから、高速道路の移動やワインディングを走る時でもストレスがありません。
ツーリングを更に楽しくしてくれる装備です。
走れば走るほどに楽しくなるHAWK 11の魅力を自身のSNSで発信していたら、ある方からコメントが寄せられたのだとか。
なんとそれはHAWK 11の開発に携わった1人。 やり取りしているうちに話が盛り上がり、今度一緒にツーリングに行くことになったのだそうです。
開発した人と一緒に走り、話をしたら山下さんのHAWK 11熱はまた大きく燃え上がることになるのかもしれません。
【文/後藤武(外部ライター)】【写真/渡辺昌彦】