HAWK 11は個性的なスタイルからか、人と違うという理由も購入に至る大きなポイントです。
今回はバイクを探しで迷った結果、HAWK 11を選んで正解だったという尾嶝さんのHAWK 11ライフをご紹介します。 HAWK 11のために大型免許を取得し、HAWK 11が初大型という点にも注目です。
迷った結果HAWK 11を選んだ
尾嶝(おさこ)さんはこれまでCB400SBなど中免クラスのバイクに乗っており、乗り換えを機に大型免許取得を決意。
しかしいざ大型免許を取ったはいいものの、車両で迷っていました。 CBR650などミドルクラスにするか、CB1300ビックネイキッドにするか、はたまたHAWK 11にするか……。
迷ってモーターサイクルショーで実車に跨って比べてみることにした尾嶝さん。
色々検討材料はありましたが、まずフルカウルはメンテが大変そうということでCBRは落選。 最終的には足つきでCB1300よりも足つきの良いHAWK 11をチョイスしました。
ハーフカウルでメンテもしやすく、CB1300と車体サイズは大きく変わりませんが、HAWK 11のほうがシートが細くなっているため足つきがよく購入することに。
もう一つの決め手は珍しさ。
CBもCBRもよく見かける事が多いですが、HAWK 11は見かけることがなく、停まっていると話しかけられることもあるそうで、乗り始めてからもその点は満足しているそうです。 一番気に入っているポイントはロケットカウル。 やはりHAWK 11の個性を象徴している部分でもあり、当初カフェレーサー系などには興味がなかったそうですが、国産車でこのデザインというのも目に止まった理由の一つだとか。
HAWK 11はデザインだけでなく利便性もしっかり考えられているのも気に入っているポイントで、ロングツーリングに行く際にフェンダーに取り付けられている荷掛けフックが重宝したとのこと。
この手のバイクでこういうところまで追求されているのは実は珍しいんです。 走ることが多いため念の為前後ドラレコを装備し、違和感なく綺麗にリアカメラが取り付けられていました。
今後はCB400に取り付けていたパフォーマンスダンパーのHAWK 11用が発売されたら取り付けたいそう。 ロングツーリング時の疲れ方が全く違うんだとか。 尾嶝さんのバイクライフにあったカスタムが施されていました。
ツアラーにもフレンドリーなHAWK 11
HAWK 11が納車され、実際に走ってみるまではポジションからスパルタンな乗り味を想定されていたそう。 しかし実際に乗ってみると感触は違ったものでした。
「実際乗ってみるとそこら辺の一般道でも普通に乗れるし、交差点なんかでも特に気にすること無く普通に曲がるので安心しました。ワインディングでも疲れるような乗り味じゃなく、凄く楽に走れるのでツーリングでも乗りやすいバイクです」
実際納車された翌日には宇都宮までツーリングに出かけたり、三浦半島に行ってみたり、関東近郊のツーリングスポットへHAWK 11を走らせているそうです。 またHAWK 11に乗って変わったこともあったそう。
「CBの時はジャケットにジーパンで特に気にすること無く乗ってたんですが、HAWK 11に乗り換えてから革ジャンを買いました笑。今回は寒かったのでジャケットで来たんですが、このバイクならカッコつけられるなというか、ある程度ファッションに気を使って乗っても楽しめるバイクだと思いました」 普段はお友達とのグループツーリングが多いそうで関東全般を時期に合わせて走ってツーリングを楽しんでいるそう。 今後は石川県で開催されるSSTRに参加したいそうです。
「セパハンだし、前傾ポジションなのでHAWK 11ではしんどいと思いますがHAWK 11で行きたいんです。疲れやキツさ以上にHAWK 11で走るという楽しさがあるので、今後も色んな場所へHAWK 11を走らせたいと思ってます」
悩んだ結果、HAWK 11が一番理にかなっていて、乗ってみても自分のバイクライフに合った走りができた尾嶝さん。
HAWK 11はツアラーが乗っても楽しさを感じさせてくれるマシンでした。 初の大型でここまで希望に沿ったマシンに出会えた尾嶝さんを羨ましく思いました。
【文/佐藤快(外部ライター)】【写真/渡辺昌彦】