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HAWK 11(ホーク 11)の『マフラー』をカスタムすることで手に入るもの【HAWK 11を、深める / カスタマイズ⑤ マフラー 編】

HAWK 11は基本的に懐古主義的なバイクじゃありません。だからノーマルマフラーのスタイルはひとつの正解とも言える……けれどモリワキ製マフラーに交換すると、また違った趣のHAWK 11が顔を出すんです。

現代の『新しいカフェレーサー』を目指すというコンセプト

HAWK 11はワインディングを楽しむための大型オンロードスポーツとして仕立てられたバイクであり、古き良き時代を懐かしむための懐古的なバイクではありません。

けれどHAWK 11のスタイリングはどこまでも『ロケットカウルありき』であり、その特徴的なカウルが醸し出すのはやはりカフェレーサーの趣でしょう。

 

ちなみに、HAWK 11に詳しい人ならご存知かもしれませんが、昔ながらのカフェレーサーとは一線を画するデザインを持つHAWK 11は、ノーマルマフラーもこだわりを持って作り込まれています。なので人によっては、そのマフラーを交換しちゃうのは忍びない……と、感じるかもしれません。

しかし!趣味としてバイクを楽しむならば、その方向性はどこまでも自由。HAWK 11の持つカフェレーサーイメージをより濃いものにしていきたいとオーナーが願うのであれば、それも正解です。

そこでカスタマイズとして提案するのは『現代のカフェレーサー』としてのシンプルなスタイル。モリワキ製NEO-CLASSICスリップオンマフラーを装着した、もうひとつのHAWK 11です。

テーパード形状のサイレンサーは、むしろノーマルマフラーよりもすっきりとした印象でHAWK 11の持つ軽快な運動性能をより強く感じさせてくれます。

そして、このモリワキ製NEO-CLASSICスリップオンマフラーには金属の質感を感じさせる王道の『ステンレス』とモダンな雰囲気の『ブラックパール χ』という2タイプのカラーがラインナップされているのですが、特に印象的なのは『ブラックパールχ』です。

鏡のように磨きあげたステンレスの表面に特殊な皮膜を形成させ、濡れたような深い艶を感じさせる漆黒のサイレンサーは、一般的な耐熱塗装のブラックとはまるで違う高級感。もともと趣味性の強いHAWK 11を、さらに『こだわりの1台』へと昇華させてくれることは間違いありません。

さらに、エンドキャップには成形難度の高いプレス加工を施すことでHAWK 11が本来持っている上質感を底上げ。『MORIWAKI』のロゴもあえて主張を抑えたレーザーマークタイプを採用し、全体として、大人の落ち着きを感じさせるデザインとなっています。

もちろんマフラーを交換すれば、重量の変化から運動性能も変わり、排気サウンドにも変化が出ることでしょう。しかし、それ以上に『大人のスタイル』が際立ってくるのがモリワキ製NEO-CLASSICスリップオンマフラーの大きな特徴です。

HAWK 11のスタイルをマフラー交換によって、さらにシンプルに。これ見よがしな主張はしないけど、こだわりは譲らない。

モリワキNEO-CLASSICスリップオンマフラーは、スマートさに重きを置くベテランライダーに選択肢として、おすすめできる一本となっています。

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【文/北岡博樹(外部ライター)】

 

 

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