【予選30位でもトップに立てる!?】全日本モトクロス スタートの見どころについて

みなさん、こんにちは
全日本モトクロス PRブース担当です

全日本モトクロスの見どころを色々と紹介させていただいておりますが、
今回はモトクロスの魅力の中でも、他のレースにはない、
【30台横並びの一斉スタート】について、お伝えいたします。

予選30位でも、トップに立てる?!

例えばロードレース、同じ30台出走の場合、スタート位置は100m以上後ろになります。
コースにもよりますが、1コーナーまではせいぜい500m位と考えると、
『29台を抜いて1コーナーにトップで飛び込む※』事は不可能だと言えます。
※ホールショットと言います。

しかし、モトクロスのスタートは横一線!
予選30位までに入り、決勝のスターティンググリッドに並んでさえいれば、
誰にでもホールショットのチャンスがあります!
では、実際のホールショットを見てみましょう、
2020年の関東大会、Bells Racing #36大城 魁之輔選手が、見事にスタートを決め、
ホールショットを獲得しています。

関東大会のスタートゲートは他の会場より高く、スタートでゲートの段差をいかに低くいなせるか?
が勝負の秘訣なのですが、大城選手は見事にクリアしていますね!

上手なスタートって?!どうすると失敗?

上手なスタートを決めると、トップに立てる事は分かりましたね?!

では、逆にスタートをミスする原因をいくつか挙げていきましょう。

①反応が遅れる

スタートゲートと呼ばれる柵が、一斉に落ちるのがスタートの合図となりますが
実はこのゲートを落とすタイミング、MFJ国内競技規則(ルールブック)には
5秒前ボードが掲示されてから『5~10秒以内にスタートとなる』と書いてありますが、
実際の所、3秒~7秒位で落ちる事が多くなっています。
毎回、人によって違うので、3秒でいきなりスタートしてしまって遅れたり、
逆に7秒以上経って、しびれを切らしたライダーが少し進んでしまい、
「スタートゲートに引っかかる」なんてこともあります。
(一度後ろに下がってから出ないといけないので、ビリ確定です、、、、)

スタートが少し遅い時、ジリジリと前に出たがるライダーと、じっとこらえるライダー、
そんな違いを見るのも、面白いかもしれませんね。

②ウイリーしてしまう

スタートしてからは、基本的にアクセル全開で前に進むのですが、
路面状況によっては、ウイリーしてしまう事があります。
ウイリーしている状態はバイクのパワーが車体をウイリーさせ続ける
事に使われてしまい、加速が鈍くなります。

先日の第4戦、SUGO大会、IA2クラスヒート2
Bells Racing #34柳瀬 大河選手のスタートをご覧ください。

いかがでしたか?スタートの瞬間、アクセルを少し開けすぎたのか?!後傾になり、
ウイリーしてしまいました。(しない様に、前後バランスを取るのもライダーの仕事です)
柳瀬選手は、ここでクラッチを使ったり、アクセルを戻してウイリーを終了させる選択をせずに、
アクセル全開のまま、1コーナーへ飛び込んでいますね。
アクセル全開が身上の柳瀬選手らしい走りでしたが、
スタートとしては失敗、15番手ほどで集団に飲み込まれてしまいました。

モトクロッサーの強大なパワーをいかに効率よく路面に伝え続けるか?これもスタート成功の秘訣です。

③車体が左右にブレる

モトクロスコースは平たんではありませんし、路面も散水されていたり、乾いていたり、
同じコース上でもコンディションはまったく違います。
そこで、全開加速をしていると、路面のギャップを拾ってしまったり、
滑る路面に乗ってしまったり、いろんな要件で車体が左右に振れてしまう事があります。

次の動画は、2021年 第4戦SUGO大会 IA1クラス ヒート3
Honda Dream Racing Bells 山本鯨選手のスタートとなります。

日本一スタートが上手な山本選手でさえ、こうしてスタート直後のギャップを拾ってしまうと、
左右にバイクが暴れている間に、ライバルたちは先に行ってしまいます、、、

スタート位置も重要!

予選30位からでもスタート1位取れるなら、予選のスタート位置は
そんなに重要ではないの?!と思われる方もいるかもしれませんが
全日本に出るライダーは実力伯仲、少しでも有利なグリッドからスタート
しないと、なかなか前には行かせてくれません。

コースにもよりますが、イン側が絶対有利で、予選順位1番から順番に並ぶコースもあります
(山本選手動画のスポーツランドSUGOはまさにそれで、有力ライダーは全員内側です)

一番イン側を選ぶと、狭くなってしまうので、やや真ん中の方がいいコースもあります。
(一番最初の動画、オフロードヴィレッジは真ん中やや右が人気のようです)

あれ?誰も並んでない?

SUGOの様に、内側から順番に決まっていく様なコースでも
誰もそのグリッドを選ばない場合があります。
正に第4戦はそうなっていました。

IA1クラス予選スタートの様子、右から順番に並んでいますが、 抜けている部分があります。 おそらく、そのグリッドの前の路面が荒れている為です。

理由は「とびだした後のコースの荒れ方」

先ほどのスタートミスの理由③で説明させていただいた通り、
わずかな路面のギャップが、致命的な遅れにつながる場合があります。

SUGOの雨が降った後のスタートゲートの様子です、ゲートの後方はマシンによって土が彫られていますので、水がたまり、空転しやすくなります。ブーツで掻き出してもすぐに固まらないので、もし自分が選ぶとしたら比較的コンディションのいい、左から2番目を選びます。

ライダー・サポートメカ共に、スタートゲートより前方の路面には一切触れる事が出来ません。
たとえ、ゲートの前に、大きい石が転がっていても、動かせない訳です。
(オフィシャルスタッフが危険と判断した場合、スタッフが取り除く事はあります)

有力ライダーがまとまっている辺りが、そのコースのスタートゲートの有利な位置といって
間違いないですが、アウトから加速してからのブレーキが得意な選手などは、敢えて外側に陣取ったりします。
そんなライダーの戦略を見て「お!あの選手はアウトから来る気だな?!」とか、
予想するのも、モトクロス観戦の楽しみ方の一つだとおもいます。

スタート前は叫べ?!

モトクロスの戦績を一番左右するスタート、選手は緊張していますが、
集中を高めたり、気合を入れたり、それぞれの方法でスタートに向けて
集中しています。

そして、15秒前ボードが出る頃に、結構多くの選手が「叫びます」
30台のモトクロッサーのエンジンが掛かる中、こうして観客に聞こえるくらいの
大声で叫んでます!

他のレースではありえない位、スタートの近くに居られるモトクロスならではですね?!

いかがでしたか?
コロナ禍の中、会場に来る事はなかなか難しいですが、
MFJライブチャンネルで、実況生中継が見られます。

その際に、応援するライダーのグリッドを注目してみると、面白いかもしれませんよ!?

次戦、近畿大会の行われる名阪スポーツランドの1コーナーは、
右に大きく登りながら曲がる形で、コース幅も広い為、
大外から豪快に切れ込んでくるライダーと、イン側を死守するライダーが
激しいホールショット争いをするレイアウトとなります。

砂塵を巻き上げながら、5~6台並んでコーナーに侵入してくる名阪スポーツランドのスタートは全日本屈指の大迫力!

Hondaライダーの赤いマシンに注目して、応援してください!

MFJライブチャネル

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